【中日】最下位転落で交流戦終了「先発立て直していかないと」立浪監督ローテ再編示唆/一問一答
<日本生命セ・パ交流戦:ロッテ7-2中日>◇16日◇ZOZOマリン
中日が4カード連続負け越しで、ヤクルトと同率の最下位タイの5位に転落した。初回に1点を先制したが、先発柳裕也投手(30)が不調。2回に逆転されると、5回にはロッテ・ポランコに7号2ランを浴びた。立浪和義監督(54)は「点を取れないこともあるが、先発投手を立て直していかないといけない」と落胆。リーグ戦再開までに、ローテーション再編などに着手することを示唆した。交流戦は3年連続で負け越し。6カードのうち5カードで負け越して7勝11敗で終え、借金は今季最多6に膨れ上がった。試合後の立浪監督のコメントは以下の通り。
-(自ら口を開き)
立浪監督 今日で交流戦が終わって、昨日、今日と嫌なやられ方をした。トータルしてここまでなかなか点が取れないとか、そういったことはあるけど、やっぱり先発投手も立て直していかないといけないと思う。攻める気持ちとか、そういうことも含めて、交流戦は特に四球からの失点とかがすごく多かった。4日間あるので、その辺も1回(考える)。我々も反省することもたくさんあるし、選手もここまで自分のプレー、いろんなことを振り返って(欲しい)。調子いい選手は少ないけど、そういう期間にあててやっていくしかない。
-大島起用はメルセデスとの相性
立浪監督 1番(打者)で出塁してもらいたいところにかけた。初回は見事に二塁打から始まった。守備的なこともある、ここの球場は難しいので。
-相手のミスにつけ込んで点は取れている
立浪監督 少ない点数だが、ここ数試合は点が取れてない。日本ハムの3戦目(13日)もそう(2度の満塁機で2得点止まり)。やっぱり投手が踏ん張ってくれないと勝てない。
-岡林に代打
立浪監督 状態が上がってきてほしいので、守りのこともあるし、我慢して使ってはいる。内容がもう少し変わってこないと。ほんとは1番に入って出塁してくれることが理想だが、いろんな壁にぶつかっている。(今後については)ちょっと考えていきたい。
-明後日(18日のウエスタン・リーグ広島戦)に出すのか
立浪監督 いや、まだそこは考えてない。
-打線の状態は
立浪監督 4番(細川)になかなか長打が出ない。(打)率的には残しているが、本塁打が1カ月くらい出てない。そこも大きい。やはりクリーンアップに長打が出ないのが、少ない1点、1点(の得点)になってるのかなと思う。
-細川の状態
立浪監督 まだまだ粗さのある選手。確実性が出てきたら。ぜいたくを言えばきりがない。ただ今、任せられるのは細川しかいない。これから4日間練習してやっていくしかないかなと思う。
-カリステの昨年との違い
立浪監督 ずっと試合に出て、(日本の)投手に慣れてきたこともある。ここのところ一番安定してる打者。どこでも守れるし、非常に助かる選手。
-19日からの全体練習のテーマは
立浪監督 (これから)コーチ陣と話してやっていきたい。
-欠場した中田の状態
立浪監督 あんまり腰の状態がよくなかったので。今日は代打ではスタンバイはしていた。
ロッテ対中日 7回裏、選手交代を告げる中日立浪監督(撮影・鈴木正人)