「あいさつした!」「してない!」で【まさかのマジ喧嘩】!? 呆れたママ友バトルの結末は?!
大人同士であっても人間ですから、たまにはモメてしまうこともありますよね。ですが今回知人が遭遇したママ友同士のケンカは、あまりにも『呆れる理由』だったそうで──? 筆者の知人から聞いたエピソードをご紹介します。
「あいさつした!」「してない!」で【まさかのマジ喧嘩】!? 呆れたママ友バトルの結末は?!
ママ友トラブルの仲裁
ママ友同士、気心の知れた仲のいいグループがあったのですが、ある日そのなかのAとBがモメてしまいました。私たちは心配し、グループのみんなで一度集まって仲裁を試みることにしました。
カフェで集まったのですが、いつもと違うピリピリした雰囲気で、なかなか聞きづらい。そんななか、1人が意を決して「何があったの?」と聞いてくれました。
A「私は何もしていないの……」
B「ウソつかないで! 無視したのわかってるんだから!」
さっそくモメ出す2人を「まあまあ」とみんなでなだめます。話を聞いている途中も何度も2人が言い合いになるので、その都度ストップしてなかなか話が進みませんでした。
『モメた理由』に呆れる
ここまで言い争いになるなんて何があったのだろう……と思いつつ、根気よく話を聞きました。そしてなんとか聞き出せた、その『理由』というのは……。
「あいさつせず無視した・無視していない」というものでした。
当事者以外は思わずポカン顔。
きっとみんな心の中で「え、それだけでこんなにモメてるの?」と言っていたと思います。
「ちょっと落ち着いて考えてみて」
普段はそんなことで怒るような人たちではありません。
だからきっと、最初に少し感情的になってしまい、歯止めが利かなくなっているのかもしれないな、と思いました。
でもこのままでは、どちらも譲らず、「無視した・していない」の平行線です。
そのとき、グループの1人が丁寧にゆっくりと話し始めました。
「ねえ、2人ともちょっと冷静になって。2人のケンカの内容、『あいさつしたかどうか』だよね?
落ち着いて考えたら『なんでこんなことでモメてるんだろ?』って思わない?」
冷静になると恥ずかしい
するとAが「ふっ」と笑いをこぼしました。
そして「確かになんでこんなくだらないことでモメてるんだろって思ってきた。Bさんごめんね」
Bさんも「私も、冷静に考えると恥ずかしくなってきた。私もごめんね」
冷静に考えてみるとくだらないことだと気づいた2人は、若干の恥ずかしさを抱きながらも無事、仲直りができました。このあとはみんなで「くだらなかったねー!」と笑いあって、いつものように楽しく過ごしました。
まとめ
「冷静になると恥ずかしい」経験って誰にでもありますよね。仲がいいからこそ、つい言いすぎてしまったり、逆に言うのをおろそかにしてしまったりすることがあります。仲のいい人だからこそ、きちんと伝える努力をしていきたいですね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:橘るい