鹿島12試合ぶり負けた…チャヴリッチ先制弾も3失点 2位キープも首位・町田と5差に
<神戸・鹿島>前半、マテウストゥーレル(右)と激しく競り合う樋口(撮影・北條 貴史)
◇明治安田J1リーグ第21節 神戸3―1鹿島(2024年6月30日 ノエスタ)
鹿島は敵地で神戸に1―3で屈し、リーグ12試合ぶりの黒星を喫した。
大黒柱のFW鈴木優磨を出場停止で欠く中、FWチャヴリッチが1トップで12試合ぶりに先発。前半8分、右CKからヘディング弾を決めて幸先よく先制した。
だが同18分、左サイドでFW武藤嘉紀に背後を突かれて同点ゴールを被弾。さらに同38分、CKのこぼれ球をDFマテウス・トゥーレルに決められて勝ち越しを許した。
後半は立ち上がりから攻勢を強めたが、チャンスをものにできず。同17分、FW大迫勇也に3失点目を献上した。その後はMF柴崎岳を投入し、MF佐野海舟をボランチからセンターバックに下げる勝負手を打ったが、打開することはできなかった。
4月28日のG大阪戦以降、リーグ戦は前節まで11戦負けなしを記録。一方で直近は3試合連続ドローと勝ちきれない状況が続いていた。順位は2位で変わらなかったが、首位・町田との勝ち点差は5に広がった。