静岡学園高が大津高校に8失点大敗…野田裕人主将「練習での意識から変えないと」…高円宮杯Uー18プレミアリーグ
前半、静岡学園FW大木(左)が突破を狙うが大津DFに止められる
◆サッカー◇高円宮杯Uー18プレミアリーグWEST第10節 大津高8-1静岡学園高(30日・時之栖)
静岡学園高はここまで7勝1分け1敗で首位の大津高に1―8で大敗した。
前半8分にPKで先制を許すと、その後も12、18分と立て続けに失点。厳しいプレスに阻まれてボールを前に運べず、ほとんど自陣でのプレーとなり前半はシュート0本。0―7の後半24分にFW加藤佑基(3年)がゴールを挙げたものの、同45分に8点目を奪われた。
川口修監督(51)は「球際の強さやプレッシャーを受けたときの判断力など、すべてで(大津が)上だった」と脱帽。加藤も「パスの質や気持ち、体の強さが違った」と完敗を認めた。
この敗戦を受け止めて、選手が今後どう変わるかが問われる。DF野田裕人主将(3年)は「練習での意識から変えないと」と口元を引き締めた。大津のレベルを基準にして、次節(7日)の鹿児島城西高戦に向かっていく。
(里見 祐司)