訂正中国主席、コミュニケーションの「架け橋」構築呼びかけ
6月28日、中国の習近平国家主席(写真)は、経済のグローバル化時代における「架け橋」の構築を呼びかけ、「分裂の溝」を作るべきではないと述べた。写真は24日、北京での代表撮影(2024 ロイター)
(英文の訂正により5段落目の「1952年」を「1954年」に訂正します)
[北京 28日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は28日、経済のグローバル化時代におけるコミュニケーションの「架け橋」構築を呼びかけ、「分裂の溝」を作るべきではないと述べた。
北京で開催された「平和共存五原則」70周年記念の会議で語った。会議にはミャンマーのテインセイン元大統領やベトナム共産党のノン・ドゥック・マイン元書記長などが出席した。
中国は平和的発展の道から決して逸脱しないと強調し、他国を支配しようとする国家にもならないと表明した。
「平和か戦争か、繁栄か団結か、もしくは対立かという歴史に直面する中、われわれはこれまで以上に『平和共存五原則』の精神と意義を継承していく必要がある」と述べた。
この五原則は、1954年(訂正)にヒマラヤ国境を巡り対立するインドと結んだ協定に初めて登場した。ただ、主賓席の最前列にはインド当局者は不在だった。
習氏は「経済のグローバル化の時代において、われわれに必要なのは分裂の溝を作ることではなく、コミュニケーションの橋を築くことであり、対立の鉄のカーテンを作るのではなく、協力の道を切り開くことが必要だ」と語った。