【ラグビー】東西学生対抗戦、15年ぶり開催 関東協会100年記念試合、東軍・相馬監督「ラグビーの醍醐味詰まった1日」
後半、相手タックルを受けながら前進する東軍ナンバー8青木主将
関東ラグビー協会の創立100周年を記念した東西学生対抗戦が30日、東京・秩父宮ラグビー場で15年ぶりに開催され、東軍が西軍に63―24で勝った。
試合は開始2分に西軍がCTB松本(関西学院大)のトライで先制したが、東軍は前半8分、相手ゴール前のスクラムでPKを得ると主将のナンバー8青木(帝京大)が速攻に出てゴール前まで突き進み、フランカー福田(明大)がトライ。同13分にも青木の突進を起点にSO野中(早大)がトライ。これで主導権を握った東軍が合計9トライを奪い圧勝した。
東軍の青木主将は「練習は昨日1日だけだったけど、スキルの高い選手がそろったし、僕も自分のフィジカルの強みを出してチームに勢いをつけることができた」と会心の表情。東軍の相馬朋和監督(帝京大)は「普段は敵味方に分かれている選手と一緒のチームで戦う。ラグビーの醍醐味(だいごみ)が詰まった1日でした」と振り返った。