真鍋監督「珍しいですよね。きょうだい、夫婦もいますから」古賀紗理那&西田有志、石川祐希&真佑がパリ五輪へ
石川真佑
日本バレーボール協会は1日、都内で会見し、今夏のパリ五輪女子日本代表12人を発表した。
アウトサイドヒッターは古賀紗理那(NEC)、石川真佑(ノヴァーラ)、林琴奈(JT)、セッターの岩崎こよみ(埼玉上尾)、関菜々巳、ミドルブロッカーの山田二千華(NEC)、荒木彩花(久光)ら12人が選ばれた。加えて、山岸あかね(埼玉上尾)が代表の負傷時などの交替選手として登録された。
男子日本代表はすでに発表されており、石川祐希主将、西田有志らが選出された。古賀と西田は22年末に結婚を発表しており、「夫婦で五輪」の夢をかなえた。また、石川祐希と妹の真佑は2大会連続の「きょうだい五輪」が決まった。
女子の真鍋政義監督は「男子バレーは盛り上がっていますね。私もOBとしてきょうは朝見ていましたから。人気、実力ともに勢いを感じます。でも珍しいですよね。きょうだい、夫婦もいますから」とと話していた。
日本女子は23日まで行われたパリ五輪前哨戦のネーションズリーグ(NL)でトルコ、中国など強豪を打ち破り、五輪の出場権を獲得。準決勝で当時世界ランク1位のブラジルを破り、初の銀メダルを獲得した。日本時間のこの日早朝まで行われた日本男子も、初の銀をつかんだことにより、男女“アベック”でのメダル獲得の快挙となった。
五輪の1次リーグで世界ランク7位の日本女子は、同4位のポーランド、同2位のブラジル、同20位のケニアと同じB組に入った。初戦は7月28日にポーランドと激突する。真鍋監督が指揮した12年ロンドン五輪銅以来、3大会ぶりの「メダルに挑戦」する。
◆パリ五輪代表12人
▼セッター(2人) 岩崎こよみ、関菜々巳
▼アウトサイドヒッター(5人) 林琴奈、古賀紗理那、石川真佑、井上愛里沙、和田由紀子
▼ミドルブロッカー(3人) 山田二千華、宮部藍梨、荒木彩花
▼リベロ(2人) 小島満菜美、福留慧美