「後ろからバンバン仲間を撃てば、すぐに維新は潰れていく」馬場代表が執行部批判巡り懸念 今週の野党
26日、党の会合で発言する日本維新の会の馬場伸幸代表=国会内(春名中撮影)
選挙戦略や党運営、重要政策を巡る方針と、さまざまな懸案に関する野党幹部らの発言を採録した「今週の野党」をお届けします。
目の前の選挙で結果を
立憲民主党・泉健太代表
総選挙の候補者を増やし、支持率を上げる。そこに取り掛かっているので、代表選についてまだ考える時期にはない。目の前の一つ一つの選挙で結果を出していきたい。
(28日の記者会見、次期代表選にどう臨むかを問われて)
中身の伴った候補者
立憲民主党・岡田克也幹事長
自民党と選挙区で競える人を選んでいるので、時間もかかっている。しっかり馬力をかけて進めていきたい。中身の伴った候補者を200人擁立する。
(25日の記者会見、次期衆院選の候補擁立について)
アリがゾウを倒すには
日本維新の会・馬場伸幸代表
執行部の至らない部分もあると思うが、この小さい小さい集団の中で、後ろからバンバンバンバン仲間を撃つということをすれば、すぐに日本維新の会という政党は潰れていく。過去に紆余曲折、離合集散があったが、そのときに支持率はどんどん下がった。われわれ小さなアリが自民党という大きなゾウを倒すためには、一致団結して向かっていかなければならない。
(26日の党会合、国会対応を巡る執行部批判を念頭に)
政党なので
国民民主党・玉木雄一郎代表
外交・安全保障やエネルギー政策は、とりわけ今、重要になってきているので、そこは一致させることが必要だ。連合が「立憲民主党と国民民主党でうまくやってくれないか」というのは分かる。われわれも最大限尊重している。ただ、やはり政党なので、基本政策は曲げられない。
(25日の記者会見、立憲民主党の泉健太代表が提唱する非自民連立政権構想について問われて)