2024年「路線価」公表・県内2720地点の全体平均2年連続の上昇 山形
2024年の「路線価」が7月1日に公表され、県内の平均は2年連続の上昇となった。
路線価は、道路に面する宅地1平方メートル当たりの評価額で、相続税や贈与税を算定する基準となる。
対象となる県内2720地点の全体の平均は、去年と比べて0.1%上がり、2年連続の上昇となった。
県内8つの税務署ごとの最高路線価のうち最も高かったのは、50年連続で山形税務署管内の山形市香澄町1丁目の「山形駅前大通り」。
価格は2023年・2022年と変わらず、1平方メートル当たり17万5000円だった。
また、税務署ごとの最高路線価のうち唯一上昇したのは、村山税務署管内の東根市さくらんぼ駅前2丁目の「さくらんぼ東根駅前通り」。
2023年より1.9%上昇の5万3000円となり、価格の上昇は5年連続。