ハマス代表団、カイロ入り 最新の休戦提案「前向きに検討」
パレスチナ自治区ガザ南部ラファで2024年5月3日、夜間にあったイスラエル軍の攻撃後に住宅の廃虚に立つパレスチナ人ら=AP
パレスチナ自治区ガザでの戦闘休止と人質交渉をめぐり、イスラム組織ハマスの代表団が4日、交渉仲介国のエジプトの首都カイロに到着した。エジプトメディアが報じた。ハマス側は、最新の提案について「前向きに検討している」としているが、合意に至れるかは不透明だ。
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ロイター通信などは3日、米国のバーンズ中央情報局(CIA)長官が交渉のためカイロに着いたと報じた。今後、カタールなどの仲介で交渉が本格的に再開する見込みだ。
米CNNなどによると、最新の提案はイスラエルが数週間の戦闘休止や拘束中のパレスチナ人の釈放を実施するのと引き換えに、ハマスが人質を解放。人質と拘束者の交換を続けながら、両者が恒久的な停戦に向けて協議する。