バドミントン・朴監督、日本代表合宿の中止を「残念」と発言 村井会長は「協議も重ねた。合意もあった」
朴柱奉監督
日本バドミントンの村井満会長が16日、評議員会後にオンライン取材に応じ、朴柱奉監督がパリ五輪に向けた代表合宿が複数回中止になり「残念」と発言したことについて「議論も重ねていた。合意があった」と説明した。
日本協会は2022年に発覚した元職員による横領の隠蔽(いんぺい)などの不祥事により、日本オリンピック委員会などから強化費を削減された。24年度は約8億円から5億円減の約3億円と発表している。この日、3億円の赤字を見込んでいた23年度決算が約1億円の赤字になったと発表。24年度は黒字化を目指す方針も示した。
パリ五輪に向けては強化費の大幅削減で強化プランも変更。協会、監督、コーチ、所属チームで協議したという。村井会長は「パリに向けての(直前)合宿はやります」と強調、これまで通例だった海外遠征前の合宿は見直した。五輪直前合宿前は「全体一律(の合宿)から個別指導に注力する」と所属チームで独自調整するスタイルにしたという。