県内で記録的大雨 各地で冠水・浸水
県内で記録的大雨 各地で冠水・浸水
沖縄本島地方は14日、梅雨前線などの影響で大雨となり、冠水などの被害が相次いでいて本島地方の14市町村に土砂災害警戒情報が発表されています。
沖縄気象台によりますと、10日午前0時の降り始めから14日午後4時までの雨の量は南城市で494ミリ、那覇市で454ミリを観測し、本島地方の14市町村に土砂災害警戒情報が発表されています。(14日午後6時現在)
また、那覇市の安謝川や安里川などで護岸の高さを超える水位を観測するなど一時氾濫の危険性が高まったほか那覇市牧志の商店外では店内まで浸水し被害を受けました。
▽ラーメン店の店員
「きょうはもう(営業)できない」「明日以降も出来ないと思う。」
空の便にも影響が。
那覇空港近くで落雷があり作業員が屋内に避難し作業が滞った影響などで、全日空の那覇と先島を結ぶ6便、琉球エアーコミューターで那覇と大東島を結ぶ3便ジェットスターで那覇と成田を結ぶ4便の計13便が欠航しました。
▽搭乗予定だった県民
「受付をして搭乗を待っていたら途中で北大東の天候が悪くて欠航になって、払い戻しを待っているけど、50分待っている」「初の北大東で、歴史も勉強したのに、残念だ」
▽「本当に困る。(北大東への)もう切符がないから。7月にしか取れない」
本島地方では、15日明け方にかけて大雨による土砂災害に厳重な警戒が必要です。