レンジャーズ22歳有望株 メジャー史上初の快挙！新人でランニング本塁打、満塁弾、サイクル安打達成

本塁打でサイクル安打を達成し、笑顔のレンジャーズ・ラングフォード（右）（AP）

　◇ア・リーグ　レンジャーズ11―2オリオールズ（2024年6月30日　ボルティモア）

　レンジャーズのワイアット・ラングフォード外野手（22）が30日（日本時間7月1日）、敵地でのオリオールズ戦に「5番・左翼」で先発出場し、球団史上11人目のサイクル安打を達成した。今季メジャーでは初めての達成となった。

　2回の第1打席は右飛に倒れたが、4回に三塁打を放つと、5回には適時二塁打、6回には遊撃への内野安打と3イニング連続で安打をマーク。サイクル安打に王手をかけて迎えた8回に左越えに本塁打を放って快挙を達成した。

　MLB公式サイトの若手有望株を特集するコーナー「MLBパイプライン」は公式Xでラングフォードの快挙を投稿。レンジャーズの新人でサイクル安打を達成するのは1985年のオディベ・マクドウェル以来39年ぶりと伝えた。

　また、米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」は、公式Xで「ラングフォードはMLB史上初めて同一シーズンでランニング本塁打、グランドスラム、サイクルを達成した新人選手だ」と紹介した。ラングフォードは4月28日のレッズ戦のメジャー初本塁打がランニング本塁打となり、6月22日のロイヤルズ戦の3号は満塁本塁打だった。

　身長1メートル85、体重102キロの体格のラングフォードは昨年ドラフト1巡目（全体4位）でレンジャーズ入り。今季はここまで60試合に出場し、打率.260、4本塁打、35打点の成績を残している。