アジをいろんな味で楽しめる「あじづくし定食」に感動!! 千葉県館山市『とまや食堂』
バイク乗り歓迎の食堂、地魚料理や定食が豊富
美味しいアジフライを求めて、筆者(増井貴光)が愛車のホンダ「XR250」で走ってきたのは千葉県館山市です。この日は朝からライダーの松井勉さんと『バイクのニュース』の編集者Zさんと3人で、房総半島の南エリアを中心にバイク2台のインプレッション取材の撮影でした(筆者の本業はカメラマンです)。
2輪媒体などで活躍する松井勉さんと、南房総で2台のバイクをインプレ撮影
2輪媒体などで活躍する松井勉さんと、南房総で2台のバイクをインプレ撮影
筆者は、朝一番の東京湾フェリーで久里浜から金谷に渡り、集合場所でみんなと合流してから3台でツーリング的に移動しつつ、2台の撮影をしていました。
【画像】千葉県館山市『とまや食堂』のアジフライを画像で見る(20枚)
昼過ぎには館山市内で撮影が終わり、近くで美味しい魚を食べようと訪れたのは「JR館山駅」からも近い、海岸通りに面した「とまや食堂」です。
店の前の駐車スペースにバイクを停めて入店します。道路を挟んで向かい側には北条海岸の駐車場があるので、店前のスペースが空いていない時や台数が多いグループツーリングなどで訪れた時は、そちらが便利です。
撮影が終わって訪れたのは、館山市の「とまや食堂」。「日本の名陽100選」の北条海岸を望む場所にある
撮影が終わって訪れたのは、館山市の「とまや食堂」。「日本の名陽100選」の北条海岸を望む場所にある
テーブル席に案内されると、明るい店内からは道路を挟んで北条海岸が望めます。メニューを見ると、アジフライ定食はありませんが、アジフライが含まれる「あじづくし定食」と「ミックスフライ定食」があります。
筆者と松井さんは、アジの刺身やなめろうも美味しそうな「あじづくし定食」に決定です。本企画『美味しいアジフライを求めて走る旅』も担当しているZさんは、例によってなぜか頑なにアジフライを食べようとしません。今回は「てんぷら定食」をオーダーしていました。
「とまや食堂」のご主人はスズキの「刀」、女将さんはヤマハ「マジェスティ」に乗っているそうです。バイクで来た人は大歓迎ということで、アイスコーヒーなどのドリンクサービスがあります。炎天下をバイクで走ってきた時など、これからの季節はとくに嬉しいサービスです。
アジをいろいろな味で楽しめる、最高の定食だった
10分も待たずに料理が出来上がってきました。「とまや食堂」の「あじづくし定食」は、アジの刺身、たたき、なめろうにアジフライが並ぶ、名前の通りアジを最大限に味わえそうです。冷奴とご飯、味噌汁、漬物がセットで定食になります。
「とまや食堂」の「あじづくし定食」は、アジの刺身、たたき、なめろう、アジフライがセットになっている
「とまや食堂」の「あじづくし定食」は、アジの刺身、たたき、なめろう、アジフライがセットになっている
どれも美味しそうで何から食べるか悩みますが、やはりまずはアジフライからいただきます。
アジフライは半身が1枚、単品でもオーダーできます。大きめで厚みもあります。揚げ具合はサクサク、身はホクホクで脂の乗った美味しいアジフライです。
続けて刺身とたたきをいただきます。鮮度が高くてこちらも美味しい。そして房総名物のなめろうです。ご飯のおかずにぴったりで、おかわりしたくなってしまいます。
ちなみに、「あじなめろう定食」は「まご茶漬け」も楽しめるそうです。
「とまや食堂」の向かい側に北条海岸を望む。夏は海水浴で賑わう。夕日の名所でもあり北条桟橋も人気
「とまや食堂」の向かい側に北条海岸を望む。夏は海水浴で賑わう。夕日の名所でもあり北条桟橋も人気
それにしても南房総のアジはどんな食べ方をしてもそれぞれに美味しく、同じ魚なのに違った味わいが楽しめる「あじづくし定食」は最高でした。
この日はここで解散。松井さんは、引き続きインプレッションのために南へ走り去って行きました。Zさんは「フェリーで帰るかぁ」と、金谷のフェリー乗り場に向かって北へ走り出します。
筆者は「あじづくし定食」でお腹いっぱい、大満足なのでバイクにしばらく乗りたくないなぁと、店のすぐ向かい側にある北条海岸で美味しい食事の余韻を楽しむべく、昼寝をしていくことにしました。お疲れ様でした~。