DeNAは今季7度目の零封負け 三浦監督は二回1死満塁の逸機を悔やむ「もう一押しできれば…」
二回2死満塁で遊ゴロに倒れたDeNA・度会隆輝(撮影・中島信生)
(セ・リーグ、中日3―0DeNA、11回戦、DeNA6勝5敗、30日、バンテリンD)5安打で今季7度目の零封負けを喫したDeNAは、とりわけ序盤の攻撃が振るわなかった。三浦大輔監督(50)は「特に二回。もう一押しできればというところ」と淡々と振り返った。
一回は2死一、二塁で宮崎が左飛に倒れ、先制機を逃した。さらに二回は1死満塁の絶好機をつくったが、桑原が捕邪飛、続く新人の度会(ENEOS)が遊ゴロに打ち取られた。
中日の先発は、4月の対戦で完投負けを許していた左腕の松葉だった。5回101球と投げさせたものの、相手の好守に阻まれる場面もあり、打ち崩せなかった。0-0で迎えた七回に救援陣が粘れず、連勝が3で止まった。
6月は故障者が相次いだが、11日に1軍に復帰した度会らがカバー。7連勝を記録し、13勝8敗と大きく勝ち越した。三浦監督は「集中してやっていく」と勝負どころの夏場を見据えた。(鈴木智紘)