野口健氏、軽装での富士登山に苦言「『登山禁止』にした方がいい」
アルピニストの野口健氏
アルピニスト、野口健氏(50)が2日、自身のX(旧ツイッター)を更新。軽装での富士登山に苦言を呈した。
富士山は1日に山梨県側の吉田ルートが山開きを迎え、新たに設けられた規制により1日4000人までとする人数規制と、通行料として一人あたり2000円を徴収することになった。しかし、海外からの観光客を中心に、軽装の登山者の姿も報道されていた。
野口氏は「半袖シャツにキャリーケース姿の人がいるとは」と驚き、「富士登山に挑む前に既に高山病に侵され冷静な判断能力を失ってているのか、単なるおつむの弱い人なのかは分かりませんが、来年以降、服装や装備をチェックしなければならないのかも」と苦言を呈した。
続けて「学生の頃、マッキンリーに挑戦しましたが、登山前にパークレンジャーから装備のチェックを受けた記憶あり」と振り返り、「いずれにせよ富士山のような山に関しては明らかに軽装な登山者に関し『登山禁止』にした方がいいのでしょう。その為に法改正が必要ならやればいい」と私見をつづった。