【珍事】巨人の投手交代を認めなかった審判団が判断覆す 審判「勘違いした」阿部監督「ほら~」
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巨人の投手交代に対し、認めなかった審判団が判断を覆す珍事が起こった。6回2死二、三塁の場面。その回に先発菅野に代わって登板した左腕・高梨が広島堂林を空振り三振に打ち取った直後、マウンドに杉内投手チーフコーチが向かった後、ベンチを出た阿部監督が投手交代を告げた。すると審判団が本塁付近に集まり協議し、巨人ベンチに交代できない旨を説明。高梨が続投と思われたが、再び協議し交代が認められた。
責任審判の川口審判は「お待たせいたしました。申し訳ありません。ピッチャー交代させられないと勘違いしたのですが、ピッチングコーチが(ベンチに)帰っていないので、交代させられますのでピッチャー交代致します」と場内アナウンスで謝罪とともに説明。ベンチに再び説明にいくと、阿部監督は「ほら~」とニンマリ返した。一転して登板が認められた船迫は、代打の代打・松山を申告敬遠で満塁策をとり、次打者・石原を遊ゴロに仕留め切り抜けた。
「投手交代失敗」は6月23日中日広島戦で起こっていた。中日立浪監督がワンテンポ遅れて交代を告げたが、マウンドの大塚投手コーチがベンチに戻っていたため認められなかった。ルール上、マウンドに向かった監督もしくはコーチがファウルラインを越えて戻った場合、交代が認められない。
試合中断し、審判団が協議を繰り返し判断を覆す一幕に場内は騒然となった。
巨人対広島 6回表広島2死二、三塁、高梨の交代をめぐりもめる審判団(撮影・浅見桂子)