日本歴代3位の山下一貴、8キロ過ぎで遅れる…「パリ」最後の1枠懸けた東京マラソン
山下一貴(昨年の東京マラソンで)
東京マラソンは3日午前、都庁前~東京駅前・行幸通りのコースで行われている。男子はパリ五輪出場権の最後の1枠を懸けた「MGCファイナルチャレンジ」の最終戦を兼ねていて、2時間5分50秒の設定記録をクリアした有資格選手のうち、最上位の選手がパリ五輪切符を獲得する。
8キロ過ぎ、山下一貴(三菱重工)が日本人の集団から遅れた。昨年のこの大会で、日本歴代3位の2時間5分51秒のタイムを出していた山下だが、その後もペースが上がらず、10キロ地点では27秒、15キロ地点では1分42秒も日本人の先頭から遅れた。