H3ロケット打ち上げ、プラネタリウムでライブビューイング 至近距離映像をパノラマで、岐阜・大垣市
H3ロケット3号機の打ち上げのライブビューイングを実施するコスモドーム=大垣市室本町、スイトピアセンター
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が予定する国産新型H3ロケット3号機の打ち上げのライブビューイングが30日、岐阜県大垣市室本町のスイトピアセンター内プラネタリウム「コスモドーム」で催される。全国5会場の一つで、県内では唯一。入場無料で、定員は先着130人。15日午前10時から申し込みを受け付ける。
市文化事業団は今年4月にコスモドームをリニューアル。最新プロジェクターを導入し、より鮮明で迫力ある星空や宇宙の映像を投影できるようになったほか、ライブビューイングにも対応可能となった。
H3ロケット3号機は、地震や豪雨など災害時の状況把握に使う地球観測衛星「だいち4号」を打ち上げる。予定時刻は午後0時6~19分ごろ。
ライブビューイングはコニカミノルタが今回初めて一般公開で行う。種子島宇宙センター(鹿児島県)の打ち上げ地点から3キロの至近距離の映像を5会場のプラネタリウムに投影。午前11時45分から開始し、専門家による解説も楽しめる。
同事業団の担当者は「迫力いっぱいの映像と爆音を、360度の大パノラマで体感して」と呼びかける。問い合わせは同事業団、電話0584(84)2000。
「360度の映像で迫力の打ち上げを見てほしい」と呼びかける担当者=同