「多摩だって都内なんだぞ!とか(都下)言って」…多摩の魅力を五七五で、受賞川柳を発表
多摩信用金庫(東京都立川市)の子育て世帯向けのウェブマガジン「たまちっぷす」編集部は22日、多摩地域ならではの魅力を五七五で表現する「多摩地域あるある川柳2024」(読売新聞立川支局など協賛)の受賞15作品を発表した。
麗泉さん(左)が揮毫した「多摩地域愛ダダもれ賞」の作品(22日、東京都立川市で)
大賞の「多摩地域愛ダダもれ賞」は、40歳代主婦でペンネーム・星月さんの「多摩だって都内なんだぞ!とか(都下)言って」が選ばれた。賞品として「SORANO HOTEL(ソラノホテル)」ペア宿泊チケットが贈られ、22日に立川市内で行われた授賞式では同市の書家、麗泉さん(35)が作品を 揮毫(きごう) し、披露された。
また、読売新聞立川支局賞に、60歳代の男性会社員でペンネーム・減点パパさんの「『映え』よりも飾らぬ多摩のおもてなし」が選ばれ、「よみうりランド」ワンデーパス(大人ペア)が贈られた。選定の理由は、「飾り立ててSNSで発信される『映え』よりも、対面による着飾らないおもてなしの心が多摩地域に今もあるということが感じられる」とされた。
多摩の魅力を川柳を通じて再発見しようと、同編集部と多摩地域の情報を発信する計14のメディアが連携して開催し、4302作品の応募があった。全受賞作品は、たまちっぷすのホームページに掲載されている。