パンサー向井慧、「チェルシー」の販売終了にお笑い界の解散を重ねる「勝手なものというか」
パンサーの向井慧
お笑いトリオ、パンサーの向井慧(38)が5日、TBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」(月~木曜前8・30)に出演。明治のロングセラー菓子「チェルシー」が3月末で販売終了することについて私見を述べた。
同商品は英北部スコットランドに古くから伝わるキャンディーをイメージし、1971年の発売から53年の歴史に幕を下ろす。向井は「ニュースでチェルシーが販売終了するという出来事、悲しいなと思った。僕は緑。あれでしか食べられない味じゃないですか」。共演のココリコの田中直樹(52)も「ヨーグルト味!」と同調した。
向井は「そういうもんだよなという。今まで、ここ何年かで、チェルシーなめましたかと言われたら、なめてないですよね? 無責任な感じ」と熱心なユーザーではなくても惜しんでしまう感情について指摘。「芸人が解散するときにもよく起こるというか。誰かが解散したときに残念、悲しいと皆さんに言っていただくこともあるけど、見に行ってますかと言われると、なかなかそうじゃない。でもなくなると・・・。勝手なものというか。人間の」とお笑い界の解散にも重ね合わせていた。
近年に爆発的ヒットを飛ばした別の商品について触れ、ブームが落ち着いた現在は「めちゃめちゃ(店頭に)ありますもんね。何でしょう」。田中は「チェルシーのヨーグルト、食べられなくなると思うと落ち着かないよね」と続け、向井は「あれの味のどら焼きみたいなの知ってます?」と似たような菓子が存在すると説明して「(正式名称は)ヨーグルトスカッチ。あれも知らないのに悲しまないでください」とつっこみ。田中は「まじで」と驚きつつ、「下の名前知ってたんですか。急にチェルシーに距離詰めて、下の名前聞きだしたみたいな、そんな感じじゃないんですか?」。向井は「スコッチなんだっていうのは昨日知りましたけど」と、にわかの知識だと打ち明けて笑いを誘った。