降り続いた雨…松山の石手川ダム午後6時時点で44% 大幅に回復せず【愛媛】
降り続いた雨…松山の石手川ダム午後6時時点で44% 大幅に回復せず【愛媛】
愛媛県は22日にかけて雨が降り続きました。水不足が心配される松山市の水源の一つ・石手川ダムの貯水率は22日午後6時時点で44%台になったものの、大幅な回復には至っておらず、厳しい状況が続いています。
田中日南子記者:
「石手川ダムです。雨が降ったあとではありますが、まだまだ山肌が見えていて、見た目には水位が回復したとは言えない様子です」
石手川ダム管理支所によりますと、ダムの流域では19日から22日にかけて57.6ミリのまとまった雨が降りました。この雨によりダムの貯水率は午後6時時点で44.0%に。貯水率が今年度で最も低くなった19日時点の38.7%より3.2ポイント回復しました。しかし平年値の81.8%と比べ依然として厳しい状況が続いています。
松山河川国道事務所によりますと、貯水率は今後、まとまった雨が降らなければ4月28日に20%、5月19日に0%になる見通しです。
またもう一つの水源の地下水は南高井の観測ポイントで22日午前0時時点、地表かたら水面までの距離が3.20メートルで、平年より41センチ低いところまで回復しています。
気象台によりますと雨は2月25日に降る予想。しかし今後1週間は貯水率の大幅回復につながるようなまとまった雨は期待できない見込みです。また5月までの3カ月は四国地方でほぼ平年並みの降水量が予想されています。
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