阪神・岡田監督 6失点の門別に「腕振らんとな。もっと大胆にいかな」 失策で失点の加治屋は2軍降格へ
<巨・神>球場を後にする岡田監督(撮影・大森 寛明)
◇セ・リーグ 阪神5ー8巨人(2024年5月3日 東京D)
阪神は巨人との3連戦初戦に敗れ、連勝は3で止まった。試合後、岡田監督は今季初先発で3回6失点だった高卒2年目の門別などについて言及。以下は一問一答。
――門別はいずれも2死から。
「ちょっと、そろえすぎよな。コースに狙うというかな。腕振らんとな。低め、狙い撃ちやんか。もっと大胆にいかなアカンわな。腕振って」
――テンポも丁寧にいこうとして。
「丁寧にいこう、丁寧にいこうってなあ。そんな感じやったからなあ」
――力は出しきれなかった。
「まあ、そらそうやなあ。結局、スリーツーまでなあ、吉川にフルカウントにして、ストレート置きにいくわけやからなあ。そこまででも、勝負できるわけやんか」
―昨日も言っていたが門別は結果はどうであれ。
「まあ、いい経験になったんちゃう」
――3回は球威が落ちたか。
「いやいや、だって変化球ばっかり、ツーシームかなんか放っとるっていうから。なんでまっすぐ放らへんのやって言うたんや。まっすぐちゃうやろ、あれ?もったいないのう。ノイジーの落球も痛かったけどな。あれで三者凡退で終わってたらなあ。4点で、3点差なんか絶対にわからへんのに、ここなんか」
――加治屋の悪送球も痛かった。
「いやいやファームに落とすよ。状況がわかってない。打順を見てみい。そんなもん。一番ベテランというか経験があるのに。それもワンチャンスやで。なんでそんな慌てる必要あるんやろな」
――門別の今後は
「1回投げさす、下で。次青柳がな、1回飛ばしとるからな。最初からそういうつもりやったけどな、青柳おるし」
――大山が2発
「うん。まあここはなあ、あんまりな、納得いく当たりじゃないやろけどな、ここはあんなんでもホームランなるからな。だから1点でも少なくやっとかんとあかんということや」
――六回の梅野への耳打ちは
「いやいや、ヒットを打てって。みんな振りが大きいから。振り回してばっかりやから」
――最後はつなぐ意識が出た。
「9回な、ゲームセットまで何が起こるか分からんのやから、この球場やから。1点でも(追い上げたら)そら。何回もここでやってるんやからなあ。セーフティーリードは何点やいうても分からへんような球場やから。なあ、中継ぎピッチャーもそこまではうまいことな、あと1点2点というくらいのところまでいったわけやからなあ。そら、大勢も甲子園で打ってるから。そら2点くらいやったらと思ってたよ」