能登半島地震 観光業などに深刻な影響 地震の影響長引く可能性も 石川
能登半島地震 観光業などに深刻な影響 地震の影響長引く可能性も 石川
能登半島地震が観光業などを中心とした県内の非製造業の企業活動に深刻な影響を与えていることがわかりました。
これは県中小企業団体中央会が毎月行っている景気動向指数調査で明らかになったものです。
先月、53の業界団体から得た回答の結果、景況や売上高について「良い」と応えた団体の割合から「悪い」と応えた団体の割合を差し引いた指数が、9つあるすべての項目で去年12月に比べて悪化しました。
特に観光業を中心とする非製造業では、売上高はマイナス61.7ポイント、資金繰りでマイナス54ポイントと大幅に減少しています。
一方、必要な支援策について聞き取りを行った結果、およそ8割の団体が「施設・設備復旧のための補助金」が必要と答えたほか、「従業員の雇用維持」への支援を求める団体も過半数に上りました。
県中小企業団体中央会は地震による影響が長期にわたって続くことも考えられるとしていて、さらなる景況悪化が懸念されます。