紫のシャワー、夜はライトアップで…丹波市の白毫寺で6日まで
ライトアップされ、幻想的な雰囲気を漂わせる九尺藤(兵庫県丹波市市島町で)
兵庫県丹波市市島町の白毫寺(びゃくごうじ)で花穂が長い「九尺藤」が見頃を迎えた。夜間はライトアップされており、降り注ぐような“紫のシャワー”が境内を幻想的に染めている。
同寺では藤棚が上下2段に設置され、下段はL字形に約120メートルにわたって続いている。
訪れた人たちは棚の下に設けられたベンチに座ったり、身をかがめたりして甘い香りと優美な花の姿を満喫。スマートフォンを熱心にかざして写真に収めるなどしていた。
住職の荒樋勝善さん(63)は「昼も夜も藤の魅力に触れられる機会ですので、ぜひ、多くの人に見ていただければ」と話す。
6日まで公開しており、ライトアップは午後6~9時。期間中は焼き栗や唐揚げなどの出店も並ぶ。問い合わせは同寺(0795・85・0259)へ。