焼肉や粉ものだけじゃない! 「ホットプレート料理」簡単&楽しいおすすめレシピ
ゴールデンウィーク中は、自宅や帰省先、旅行先などで家族や友人たちと揃って食事をする機会が多かったのではないでしょうか。みんなで食卓を囲んでわいわい食事をするのは楽しいですよね。そこで今回は、休日だけでなく、平日でも手軽に食卓を盛り上げることのできるホットプレートを使ったメニューを紹介します。おすすめレシピを教えていただいたのは、簡単で栄養満点なおうちごはんをInstagram(@chan.chan_chii)やブログで紹介している、おうち料理研究家・料理ブロガーちゃんちーさん。ホットプレートで作るレシピは、簡単なうえに豪華な見栄えで、冷めないのも良いところ。大人にも子どもにも喜ばれるメニューを紹介します。
子どもたちの食も進むお外ごはん会の季節
毎年、過ごしやすい季節になると「お外ごはん会」が度々開かれる我が家(といっても、お庭やウッドデッキでただごはんを食べるだけなんですけどね・笑)。
いつものごはんを室外で食べるだけで気分も変わって、しかも今の季節だと暑くもなく寒くもなく(虫もいないし)とても気持ちがいいのでのんびり過ごすことができます。子どもたちとの会話も弾んだりして、なんだかいつものごはんもより美味しく感じます。
我が家のお外ごはんは、普段食卓で出すごはんをそのまま外に持っていくこともありますが、ホットプレートを出してみんなでワイワイ食べたり、子どもたちに作ってもらったりすることもあります。
ホットプレートを囲みながら食事をすることでなんだかパーティー感が出て、たとえば、いつもの焼きそばもホットプレートで作るとなんだかごちそうに感じたりして、子どもたちもとっても楽しそうに食事をしてくれる気がします。
というわけで今回は、家族や友人たちと囲めるホットプレートレシピのおすすめをご紹介します。本日(5/5)のこどもの日をはじめ、ホームパーティや誕生日などのお祝い、週末ごはんなど、いろいろなシーンでぜひ!
ホットプレートで作るメニューといえば、お好み焼きや焼きそばなどのいわゆる粉ものや焼肉がパッと思い浮かぶかと思いますが、ご紹介するのはお米を使ったメニュー。我が家で大人気の「ペッパーライス」です。
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ホットプレートで作ると一気に作ってみんなで一緒に食べられるし、常に熱々が食べられるし、出来立てのときにはなかったお焦げが時間とともにあらわれて、また一味違う美味しさを楽しむこともできます。
ホットプレートで出すだけで手抜きに見えず、おかずがいつもより1、2品少なくてもバレないのも作り手からするといいところ(笑)。ホットプレートを囲みながらの食事、ぜひ楽しんでみてください。
ホットプレートで「ペッパーライス」レシピ
今回は牛切り落とし肉を使っていますが、薄切りの牛肉でも豚肉でも美味しく作れます。また、焼き肉用のお肉を使うと食べ応えがアップします。また、コーンは甘さやプチプチとした食感が子どもの好きなポイントにもなるので多めに加えてもOK。
<材料>4人分
・牛切り落とし肉 約300g(薄切りやこま切れ、焼肉用でもOK)
・コーン(缶詰) 約100g
・バター 2かけ(20g)
・にんにく 2かけ
・塩 ひとつまみ
・酒 大さじ1
・ご飯 茶碗約4杯分
・焼き肉のタレ 大さじ4
・ガーリックソルト(あればでOK) 少々
・仕上げ用バター 1かけ(10g))
・ブラックペッパー 少々
・小ネギ 2〜3本
<作り方>
【下準備】牛切り落とし肉に塩と酒をふって置いておく。
【1】にんにくはスライスして芽があればとっておく。小ネギは小口切りに切っておく。
【2】ホットプレートにバターと【1】のにんにくを入れてから火にかけたら、バターを溶かしながらにんにくの香りを出す。
【3】にんにくの香りが出たらホットプレートのふちに牛切り落とし肉をおき、中央にごはんをおく。
【4】パチパチと音がしてきたら、ごはんの上にコーンを乗せ、焼き肉のタレを牛切り落とし肉を中心にしながら全体に回しかける。
【5】焼き肉のタレを絡めながら牛切り落とし肉の色が変わるまでしっかりと炒める。
【6】ガーリックソルトをふり、最後に仕上げ用のバターを加えたら混ぜ合わせ、全体がなじんだらブラックペッパーと小ネギをふりかけて完成。
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ご飯とお肉を混ぜて熱々を召し上がれ! 写真/著者提供