新生・音羽山部屋が本格始動、合流した大関霧島「一緒に頑張っていく」 大相撲
大相撲の大関霧島ら旧陸奥部屋勢が合流した音羽山部屋が1日、本格的に始動した。霧島は4月、陸奥親方(元大関霧島)の定年で陸奥部屋が閉鎖したことに伴い、音羽山部屋に転籍。同月は春巡業に参加していたため、他の所属力士とそろって稽古するのは、この日が初めてだった。
まだ全員の名前を把握できていないという大関は「一緒にみんなで頑張っていきたい。新しい部屋で、雰囲気が違う。新しい(建物の)匂いがまだ残っている」と新鮮な空気を味わった。自身2度目のかど番となる夏場所(12日初日、両国国技館)に向けて、この日はしこやすり足など基礎運動で約1時間、汗を流し、巡業中に痛みの出た首や腰の状態などについて音羽山親方(元横綱鶴竜)と話した。
音羽山親方が昨年末に陸奥部屋から独立して立ち上げた音羽山部屋は力士6人。親方は「徐々に相撲部屋らしくなってきた。もう少し力士を増やしていきたい。まだまだやることがたくさんです」と話した。