岸田首相「未来志向のメッセージ伝えた」…米議会での演説の意義強調
11日、米ワシントンで、ハリス副大統領(左)ら主催の昼食会であいさつする岸田首相(中央)=池田慶太撮影
【ローリー(米ノースカロライナ州)=森藤千恵】米国を訪問中の岸田首相は11日夜(日本時間12日午前)、米議会の上下両院合同会議で行った演説について、「日米の共通の価値に基づき未来志向のメッセージを発し、議会や米国国民、そして世界に向け、それを伝えることができた」と意義を強調した。訪問先の米ノースカロライナ州ローリーで記者団に語った。
米国のバイデン大統領、フィリピンのフェルディナンド・マルコス大統領と行った日米比の首脳会談については、「日本と米国、フィリピンは海で繋がった海洋国家であり、自然なパートナーだ。こうした3か国が幅広い連携をしていくことが重要だ」と述べた。