今永昇太と鈴木誠也にとっても大問題…カブスはベリンジャー慰留とホスキンス獲得を叶えられるか!? 気になるライバルも
今永昇太(AP)
カブスに移籍して3年目となる鈴木誠也外野手と新加入した今永昇太投手にとって、気が気でない状況となっている。カブスは自軍からFAとなったコディ・ベリンジャー(28)と交渉中。14日(日本時間15日)の米紙USAトゥデーは、一塁と外野をこなす通算178発の大砲について「もしカブスと再契約しなければ、ブルージェイズとマリナーズが狙っている」と報じた。
これを受け、米誌スポーツイラストレーテッドは「カブスはベリンジャー獲得の最有力候補だ。スター遊撃手スワンソンも戻って来るのを願っている」。スワンソンは12日のファン感謝イベントに出席した際、「来季の前に、ベリ(ベリンジャー)と再契約しなきゃならない」と慰留を後押しした。
一方で、同誌は「カブスが攻撃的に攻めなければ、横からかっさらわれかねない」とし、前出の2球団を分析した。「ブルージェイズは打線のパワーアップを狙い、資金もある。オフ突入の当初からベリンジャー獲得に本気だ」と報じると「マリナーズは獲得レースでは新参者。今オフは鳴りを潜めているが、戦力アップのため守れる大砲に目を向ける可能性はある。テオスカー・ヘルナンデスがFA流出し、外野は空席がある」とした。
カブスはさらに、ベリンジャーと同様に一塁と外野を守れるリース・ホスキンス(フィリーズからFA)もターゲットにしている。米データサイト、ファングラフスのボーマン記者は、通算148発を放っている30歳の去就について「自分ならばカブス加入に金を賭ける。カブスはマイケル・ブッシュをトレード獲得する前から一塁が野手の穴だったが、これはポストシーズン進出を狙うチームならば容認できない弱点だ」と報じた。