ヤンキース・ジャッジが初回の第1打席で7号ソロ メジャー初の退場処分から一夜明け鬱憤晴らす豪快アーチ
初回に7号ソロを放ったヤンキース・ジャッジ(AP)
◇ア・リーグ ヤンキース-タイガース(2024年5月5日 ニューヨーク)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)が5日(日本時間6日)、本拠でのタイガース戦に「3番・中堅」で先発出場。第1打席で7試合ぶりの一発となる7号ソロを放った。
初回2死の第1打席、相手先発・スカバルの低め直球を捉えると、打球は右翼席に着弾。悠然とダイヤモンドを一周し、笑顔でチームメートらとハイタッチした。
前日4日(同5日)の同戦はメジャー通算870試合目で初の退場処分。2点リードの7回1死で打席に入り、フルカウントからの7球目、外角の直球をボールと思い、四球と判断して一瞬、一塁に歩き出そうとしたが、球審はストライク判定となった。
不満げな表情のジャッジは球審の方を見て言葉を発し、そのままベンチに戻ろうとした。直後に「退場」がコールされた。
その鬱憤を晴らすかのように第1打席から先制アーチを放ち、主砲としてチームに勢いをもたらした。