ゴールデンウィーク最終日、新幹線自由席は乗車率160%も…「明日から仕事頑張る」
大型連休を故郷や行楽地で過ごした人たちで混雑する新幹線ホーム(6日午後、JR東京駅で)=片岡航希撮影
最長10連休となったゴールデンウィーク最終日の6日、交通機関は旅行や帰省を終え、帰路を急ぐ人たちで混雑した。
JR東京駅の新幹線ホームは、両手に荷物を抱えた家族連れらでごった返した。東京都杉並区の会社員の男性(38)は3月に福井県まで延伸した北陸新幹線を利用し、同県坂井市の実家に家族4人で帰省した。在来線への乗り換えがなくなって移動の疲れが減ったといい、「しっかり休めたので、明日からまた仕事を頑張ります」と話した。
JR各社によると、盛岡発東京行き東北新幹線で自由席乗車率が160%を記録するなど、東京着の新幹線は満席が続いた。空の便は東京や大阪に向かう多くが満席。高速道路も混雑し、東名高速や東北道、中央道などの上り線で10キロ以上の渋滞が発生した。