コロンビア、イスラエルとの外交断絶を表明…ガザ戦闘を「ジェノサイド」と批判
演説するコロンビアのグスタボ・ペトロ大統領(1日、コロンビア・ボゴタで)=AP
【エルサレム=福島利之】ロイター通信によると、コロンビアのグスタボ・ペトロ大統領は1日、首都ボゴタで演説し、パレスチナ自治区ガザでの戦闘が「ジェノサイド(集団殺害)」にあたるとして、イスラエルとの外交関係を断絶すると表明した。左派のペトロ政権は駐イスラエル大使を召還するなどし、批判を強めていた。
これに対し、イスラエルのイスラエル・カッツ外相は1日、ペトロ氏の発言に「反ユダヤ主義で憎悪に満ちている」と反発し、「無実の民間人を誘拐した化け物の側についた」と批判する声明を出した。