インスタグラム、18歳未満の利用者に性的画像の送受信防止機能を試験導入…画像に自動でぼかし
インスタグラムのロゴ=AP
米SNS大手インスタグラムは11日、18歳未満の利用者に対し、性的な画像の送受信を防ぐ措置を試験導入すると発表した。子どもに性的な画像を送らせた後、画像を拡散させないことの見返りに金銭などを脅し取ろうとする「セクストーション」の被害から子どもを守る狙いがある。
利用者同士が直接やり取りするダイレクトメッセージ機能での画像の送受信が対象。裸などが含まれる画像を送信しようとすると、画像にぼかしが入るとともに、警告文が表示される。性的な画像を受信した際は、自動でぼかしが入る。
また、セクストーションに関与していると認識されたアカウントは削除する。新機能は数週間以内に米国で導入し、数か月以内に全世界でも導入する。
フェイスブックも今年に入り、16歳未満の利用者に対するダイレクトメッセージ機能の制限を始めた。(ニューヨーク支局 小林泰裕)