ソフトバンク、西武のルーキー武内夏暉から17イニング目で初得点 小久保監督も福岡出身左腕に脱帽「1年目とは思えない」
ソフトバンク、西武のルーキー武内夏暉から17イニング目で初得点 小久保監督も福岡出身左腕に脱帽「1年目とは思えない」
ソフトバンク・小久保監督
◆ソフトバンク2×―1西武(19日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクが今季5度目のサヨナラ勝ちで4連勝を飾った。今季5度目の同一カード3連勝で貯金は最多の17。近藤健介がサヨナラ二塁打をマークした。
5月5日の対戦(ベルーナドーム)で8回無失点と抑え込まれたルーキー左腕武内夏暉との再戦。この試合も8回まで無失点に抑え込まれたが、9回にアクシデントで降板すると、サヨナラ勝ちを収めた。武内からも17イニング目でようやく1点を奪った形だ。
小久保裕紀監督は「武内がいいピッチャーでね。2回目なんですけど、なかなか得点を奪えそうじゃなかった。9回、周東が出た後、ちょっと何があったか把握していないんですけどね、少し流れが変わったかなという9回でしたね」と振り返った。
福岡出身で、かつてはホークスファンだったことを公言している武内には2試合続けて好投を許した。小久保監督は「武内からなかなかね。しばらく交流戦に入って当たらないので、その時はまた考えますけど。でも、小さい頃、このドームで(観客として)見ていた選手がそこの土地に戻ってきて、あれだけのピッチングをするんですからね。1年目とは思えない落ち着きと技術の高さとメンタルの強さを感じるピッチャーだなと思いながら見ていました。そのままトントンといってしまいそうな雰囲気だったので。いいピッチャーですね」と感慨深そうにあらためてたたえた。