二階俊博・元自民幹事長の三男、和歌山新2区から立候補表明…自民離党した世耕氏もくら替えか
自民党の二階俊博・元幹事長(85)の三男で、私設秘書を務める伸康氏(46)が17日、和歌山県田辺市で記者会見し、次期衆院選で和歌山新2区から立候補すると表明した。新2区を巡っては、自民を離党した世耕弘成参院議員(61)(和歌山選挙区)がくら替えに意欲を示しているとされ、早期に表明して世耕氏をけん制する狙いもあるとみられる。
二階伸康氏(4月24日撮影)
衆院小選挙区の「10増10減」で新2区に再編される3区選出の二階元幹事長は次期衆院選への不出馬を表明した。世襲に関し、伸康氏は「有権者の審判をいただくしか方法がない」と語った。
新2区では、元和歌山県議の楠本文郎氏(69)が、共産党公認で立候補する意向を示している。