小浜市長選挙2024、鳥居昭彦氏が出馬表明 出版社経営の71歳「新時代にそぐう政策」
鳥居昭彦氏
2024年7月14日告示の小浜市長選挙に、無所属新人で出版社経営、鳥居昭彦氏(71)=福井県小浜市出身、東京都北区=が2日、立候補を表明した。「パラダイム(価値観)が転換するなか、新しい時代にそぐうような政策に取り組みたい」などと決意を述べた。
市役所で会見した鳥居氏は「市民一人一人の暮らしを支援し、フォローする政策をしたい。教育、家庭、暮らしを守る」と強調。特に教育面では、市民を巻き込んだ新たな教育モデルを構築するとした。
2008年の小浜市長選に立候補を表明し、告示前に出馬を辞退したことについては「市長になるイメージがなかなかできなかった。今ならという思いはある」と述べた。
鳥居氏は1965年から小浜市長を2期務めた故鳥居史郎氏の長男。早稲田大を卒業後、同市出身で県選出の古川太三郎元参院議員の政策担当秘書を務めた。
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小浜市長選には現職の松崎晃治氏(66)=生玉、前市議の杉本和範氏(44)=堀屋敷=が立候補を表明しており、20年ぶりに選挙戦となる見通し。三つどもえの選挙戦となれば28年ぶりとなる。
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