今晩のNY株の読み筋=米5月雇用動態調査に注目か
今晩のNY株の読み筋=米5月雇用動態調査に注目か
2日の米国株式市場は、米5月雇用動態調査(JOLTS)が注目となる。求人件数の市場予想の平均値は795.5万件で、前月の805.9万件から減少する見通し。雇用市場の過熱感が和らいでいるとの見方が広がれば、利下げ開始を意識した動きが広がりそうで、ハイテク株を中心に割高感の後退が買いを誘う可能性もある。一方、ECB(欧州中央銀行)が主催する「ECBフォーラム」に出席するパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の発言にも注目か。タカ派寄りの発言が聞かれれば相場の重しになる。
<主な米経済指標・イベント>
・米5月雇用動態調査(JOLTS)
・パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長がECB(欧州中央銀行)主催の「ECBフォーラム」に出席
◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
(イメージ写真提供:123RF)