力石政法が大橋ジム移籍 井上尚弥と同門で世界狙う WBC世界スーパーフェザー級３位

プロボクシングWBC世界スーパーフェザー級3位力石政法（30）がLUSH緑ジムから大橋ジムに移籍すると2日、発表された。

同日には横浜市内の大橋ジムで、大橋秀行会長（59）とともに移籍会見に臨んだ。今年3月、イタリア・ローマでマイケル・マグネッシ（イタリア）との同級挑戦者決定戦で12回TKO勝利し、指名挑戦権を得ている。東洋太平洋同級王座、WBOアジア・パシフィック同級王座を獲得した力石は現在、同級でWBC3位、IBF3位、WBO7位にランクされている。大橋ジム入りで4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥（31）と同門になる。

今年6月、力石は専属プロモート契約を結んでいた元世界3階級制覇王者亀田興毅ファウンダーが運営する3150FIGHTとの契約解消をSNSを通じて発表。X（旧ツイッター）で「前回の試合をもって3150FIGHTとの契約を解消させて頂きました。3150FIGHTの関係者様には、コロナ渦で試合が中々出来ない中僕に手を差し伸べてくださって頂き3150FIGHTがあったからこそ今の地位まで登りつめることができました。本当にありがとうございました」などと投稿していた。今回はジムも移籍し、心機一転で世界を目指すことになる。

力石政法（2021年12月撮影）