滝藤賢一 「虎に翼」で共演中の俳優ベタ褒め 以前から注目「俺の目は間違ってなかった」

滝藤賢一

　俳優の滝藤賢一（47）が29日放送のNHK「土スタ」（土曜後1・50）に出演し、共演中の俳優を大絶賛した。

　現在放送中のNHK連続テレビ小説「虎に翼」に出演中の滝藤。本作ではヒロインの伊藤沙莉演じる寅子に大きな影響を与える上司・多岐川幸四郎役を演じている。

　番組では滝藤演じる多岐川の部下、汐見圭役の俳優・平埜生成がVT

R出演する場面があった。

　撮影現場での滝藤について「本番前のスタンバイ中にいろいろお話させていただくんですけど、びっくりするぐらい演技の話しかしないんですよ」と暴露。「“生成くんってどうやってセリフ覚えてるの？”とか。本番終わってからも“今の大丈夫だったかな…どう思う生成くん！”みたいな話をされて“分かんないです”っていう感じなんですけど、とにかくお芝居の話を気さくに対等にしてくださるので勉強になります」と感謝した。

　このコメントをスタジオで見た滝藤は「こういう世界でやればやるほど（演技が）嘘っぽいというか、疑問を感じてしまうんです。それが苦しくて。答えがないって分かりながらシーンの中でベストを模索していくわけじゃないですか。だからスタートがかかる直前まで生成くんにずっと（演技の）話してますね」と笑いながら撮影裏での自身の行動を明かした。

　また平埜について「カムカムエブリバディ（2021年放送NHK連続テレビ小説）に当時出演していた生成くんをマネジャーと一緒に見ていて、本当に失礼だけど、生成くんだと知らずに“この俳優さん、すっごい俳優さんですね”って言ったんです。そしたらマネジャーさんから“同じ事務所です”って教えていただいて…」と朝ドラ共演前から注目していたという。

　その後、「BSのドラマでご一緒した時に、やっぱり俺の目は間違ってなかったと思った。偉そうな言い方になっちゃうけど。だから今回も（自分の）右腕じゃないけど、生成くんとは2人で1人だと思っているので。だから生成くんがいないと多岐川は存在しない」とベタ褒め。その上で「人としても俳優としても信頼しているので、ずーっと相談しています」と大笑いしながら語っていた。