「尖閣の守護神」奥島高弘前海保長官激白「日本は絶対に負けられない!!」

「尖閣諸島の防衛は、わが国の安全保障の1丁目1番地」――故・安倍晋三元首相はこう述べたが、日々、最前線で尖閣諸島を中国の脅威から防衛しているのが、海上保安庁だ。

そんな海保のトップを、2022年6月まで2年5ヵ月にわたって務めた奥島高弘前海上保安庁長官が、2月10日、初の著書『知られざる海上保安庁 安全保障最前線』(ワニブックス)を出版した。そこで奥島前長官と、現代ビジネス東アジア問題コラムニストの近藤大介が、90分にわたって「いまそこにある危機」について緊急対談を行った――。

「尖閣の守護神」奥島高弘前海保長官激白「日本は絶対に負けられない!!」

海保は“絶対”に負けられない

近藤:初の著書のご出版、おめでとうございます。早速、拝読しましたが、第5章のタイトルが素晴らしいですね。「海保は“絶対”に負けられない」。こんな言葉を「尖閣の守護神」から聞くと、日本人として頼もしいです。

奥島:「尖閣の守護神」だなんて大袈裟な(笑)。でも実際、尖閣諸島を最前線で守っている海上保安庁は、「絶対に負けられない」という信念を持って業務にあたっているのです。それは、北は小樽の第一管区から南は那覇の第十一管区まで、1万4681人(令和5年度定員)保安官の総意です。

近藤:えっ、北海道の基地も、尖閣諸島の防衛と関係しているんですか?

奥島:そうなんです。一つ例を挙げましょう。2012年9月11日に当時の野田佳彦民主党政権が尖閣諸島を国有化した時、私は領海警備対策官を務めていました。まさに、尖閣諸島を守る担当官です。

尖閣諸島が危ないというので、すぐに東京・霞が関の本庁を飛び出し、羽田空港から民間機で石垣空港まで行き、海上保安庁のヘリコプターに乗り換えて、最前線の巡視船に乗り込みました。それから約1ヵ月間、現地で中国側と対峙していました。

「尖閣の守護神」奥島高弘前海保長官激白「日本は絶対に負けられない!!」

近藤:それは大変でしたね。あの国有化の時、私は北京で中国の反応を追っていましたが、全国100ヵ所以上で、ものすごい反日デモが起こりました。ちょうど中国共産党が胡錦濤(こ・きんとう)体制から習近平(しゅう・きんぺい)体制に代わる過渡期で、「中南海」(北京の最高幹部の職住地)の権力闘争も絡んで、大変なことになっていました。

でも「嵐」の最前線は、もちろん尖閣諸島の海域です。怒り心頭の中国の公船が迫ってきていたのですか?

奥島:そうです。中国の船艇が何隻来ても、基本的にそれを上回る隻数で対応にあたるのが、海保の原則です。

当時は、1000t以上の大型船の隻数で比較すると、海上保安庁の巡視船51隻に対して、中国側の公船は40隻。われわれが数で上回っていたものの、それは北海道から沖縄までの巡視船を合わせた数です。救難強化巡視船などを除き、ほぼすべての巡視船が「尖閣シフト」を余儀なくされたのです。

近藤:尖閣防衛は、まさに総力戦なんですね。ご著書『知られざる海上保安庁 安全保障最前線』の前半部分を読むと、「海上保安庁は非軍事の法執行機関」と強調されています。つまり保安官たちは「軍人」ではなく「海の警察官」なわけで、公務員として残業過多になりませんか?

奥島:それはなりましたよ。われわれは「4週8休」というシステムで仕事しているのですが、現実に「いまそこにある危機」に対処しなければならないため、あの頃は休んでなんかいられなかった。「公休買取り」と称し休日手当を付けるなどして、2〜3年は何とかしのぎました。と同時に、大型巡視船を南方へ配属替えしたり、増強したりしていったんです。

尖閣諸島実効支配に向けた中国の動き

近藤:2012年当時の中国の公船というのは、最前線で対峙していて、どんな感じだったのですか?

奥島:当時の中国の海上実力部隊は、「海監」「漁政」「海警」「海関」「海巡」という5つに分かれていました。このうち尖閣へやってきていたのは、海洋権益に関する法執行を担当する国家海洋局の海監、漁業の取り締まりを担当する農業部魚政局の漁政ですが、それぞれが縦割りで連携無く行動しているように見えました。

また、個々の船を見ても、こちらへ突っかかってくるような挑発的なことをしてくる船があるかと思えば、あまり活動しない船もあるなど、コントロールが効いているようには見えませんでした。私はもともと航海士ですから、対峙すれば、相手の力量も分かりますが、操船術に感心するものはありませんでした。

「尖閣の守護神」奥島高弘前海保長官激白「日本は絶対に負けられない!!」

近藤:中国の公船、恐るるに足らずということですか?

奥島:そこまでは言いませんが(笑)、例えば、海が時化(しけ)てくると、彼らはすぐに現場を離脱して帰ってしまう。荒天航海の技術がなかったんですね。

近藤:そんな中、2013年3月に「泣く子も黙る」習近平政権が正式に始動して、激変しますよね。「中華民族の偉大なる復興」を掲げ、同年7月に、奥島長官がいま仰った海巡を除く4つの機関を国家海警局に統合。福建省時代からの子飼いの劉賜貴(りゅう・しき)をトップに据えた。同年11月には、東シナ海で「防空識別圏」の設定を宣言して、日本への対抗意識を鮮明にしていきました。

奥島:その通りです。中国は尖閣諸島を実効支配すべく、具体的に4つの準備を進めていきました。

第一に、船艇の大幅増強、大型化、武装化です。2022年末には、海保の大型巡視船71隻に対して、中国海警局所属の大型巡視船は157隻(公開情報をもとに推定)と、2倍以上になりました。

第二に、組織の統合で、これは先ほど近藤さんが指摘した通りです。

第三は、組織の改編です。海警局は当初、国務院(中央政府)の隷下(れいか)にありましたが、2018年7月、中央軍事委員会所属の武警(人民武装警察)の隷下に転属されました。つまり、軍配下の組織になったのです。トップの局長以下、主要ポストも海軍出身の軍人に変わり、組織・人事ともに海軍との連携を強めています。

第四は、根拠法の制定で、2021年2月に「海警法」を施行しました。

いまの中国海警は10年前とは「別物」

近藤:「海警法」は、習近平政権が自画自賛していて、先週2月1日、盛大に施行3周年を祝っていましたよ。その時の発表によれば、3年で紛糾案件を4493件和らげ、4435件の救助を行い、1803件を摘発し、3928人をひっ捕らえ、計66.6億元(約1400億円)分もの物品を没収し……。

奥島:でも、例えば「海警法」第21条の外国の軍艦・公船に対する強制的措置は、国際法違反が極めて濃厚な条文です。続く第22条の武器の使用規定も、同様に、国際法違反の疑いが濃厚な条文ですね。

「尖閣の守護神」奥島高弘前海保長官激白「日本は絶対に負けられない!!」

近藤:そうですね。他にも第20条は、日本として要警戒です。全文を訳すと、こうなります。

〈 わが国の主管機関の批准を経ずに、外国の組織もしくは個人が、わが国の管轄海域や島礁で建築物、構築物を建造すること、及び各種の固定・浮動の装置を敷設した場合、海警機構はその違法行為を停止、もしくは期限までに切除を命じる権限責務を有する。違法行為の停止もしくは期限までの切除を拒んだ場合、海警機構は制止もしくは強制切除する権利を有する 〉

これは、尖閣諸島に海上保安庁や自衛隊が建造物を築いたり、人工島を築いたりすることを予防しようという意図があるのではないでしょうか。

奥島:自分たちは南シナ海の岩礁などに、勝手にいくつもの人工島を造っているのに、よく言いますね(笑)。

近藤:本当です。逆に、だからこそ、他国に同じことをされると困るという発想をするのでしょう。

それで、パワーアップされた現在の中国海警は、「ナンチャッテ警備隊」みたいだった10年前とは「別物」なんですよね。

奥島:その通りです。おかしな話ですが、日々対峙しているわれわれ海保が、中国海警を鍛えてしまったところもあります。

近藤:それはどういうことですか?

奥島:つまり彼らは、海上保安庁という「格上」の相手に胸を借りているうちに、経験を積んで、実力をつけていったということです。

近藤:なるほど。荒天航海の技術も身に着けたんですか?

奥島:身につけました。もちろん、彼らの船の性能が向上したということもありますが、船を運用する能力が上がり、帰らなくなったんですね。実はこれは困りもので、海保はこれまで、彼らが帰った後に現場海域で訓練していたのですが、それができなくなり、訓練のための時間と場所を別に確保しなければならなくなりました。これも大きな負担となりました。

近藤:中国船と対峙する「本番」も大変ですが、そのために日々、訓練を行っているわけですね。

奥島:もちろんです。訓練でできないことは、絶対に「本番」ではできません。訓練は必要不可欠なんです。

海保と自衛隊の尖閣防衛を巡る連携

近藤:冒頭述べたご新著『知られざる海上保安庁 安全保障最前線』の第5章のタイトル「“絶対”に負けられない」というところなのですが、失礼ですが、相手の船艇数が2倍以上になり、パワーアップされたいまでも本当に大丈夫なんですか?

奥島:現在のところ、十分に対応できています。船艇数が2倍と言っても、彼らは尖閣海域だけではなく、広大な南シナ海の紛争も抱えています。ただ、中国側は毎年増強を図っていますから、海保もこれに負けないよう増強をしていかないといけません。

近藤:これは中国側で流布している俗説なんですが、中国海警は76mm機関砲を使っているが、海上保安庁は40mm機関砲を使っているので、実戦になれば中国側が圧勝する。この考えはどう思われますか?

「尖閣の守護神」奥島高弘前海保長官激白「日本は絶対に負けられない!!」

奥島:それでも海保が負けるとは全く思っていません。具体的な戦術などについては申し上げられませんが、勝敗は口径の大きさだけで決まるものではない、ということだけは言っておきます。

近藤:それだけ聞けば安心です(笑)。ただ尖閣諸島海域で、本当に激しい衝突になれば、それぞれバックに、海上自衛隊と人民解放軍海軍が控えているので、そちら同士の戦いになりますよね。

奥島:その通りです。著書でも述べた通り、私たちは「非軍事の法執行機関」なので、「戦闘行為」を行うわけではありません。

近藤:2月5日にTBSが報じていましたが、中国海警局の艦船が先月、尖閣諸島周辺の日本領空を飛行する自衛隊機に対し、複数回にわたり、退去するよう無線で警告してきたそうです。これまでも中国側が退去警告を行うことはあったものの、連続して警告が発せられたのは初めてで、日本側は外交ルートを通じ反論したということです。

現場の緊張感が伝わってくるニュースですが、実際に、海上保安庁と自衛隊の尖閣防衛を巡る連携というのは、どうなっているのですか?

奥島:自衛隊とは様々な形で連携を図ってきていますが、特に、2015年に安保法制が整備されて以降は、「グレーゾーン事態への対処」ということで、様々な事態を想定した合同訓練を何度も実施してきていますし、連携はうまく取れていると思いますよ。余談ですが、われわれ保安官と自衛官は飲み会なども開いたりしていますから、意思疎通も問題ないでしょう(笑)。

近藤:なるほど。互いに似て非なる存在でも、「日本の平和と安全を守る」という目的は同じですからね。

ただ今後、事態がさらにエスカレートしていけば、中国側との「衝突」も考えられますよね。現在フィリピンが、南シナ海で中国と大変なことになっていますが、日本もいずれ「第二のフィリピン」になるのではという危惧があります。海上保安庁では、そういった危機について、どういったことを心がけているのですか?

奥島:一つは、常に相手を上回る勢力で対応し、付け入るスキを与えない。与し易い相手だと思わせないことです。中国は弱い相手には強気に出ます。二つ目は相手の挑発に乗って事態をエスカレートさせないこと。武力攻撃の口実を与えないということです。

近藤:なるほど。常に「正義は我にあり」ということですね。

奥島:そうです。そのためわれわれは、「冷静且つ毅然として対応する」ことをモットーにしています。無茶苦茶なことはやりませんが、相手に舐められないような行動は取っていくということです。

「勝つ」よりも「凌ぐ」

近藤:そこでまたご新著の第5章のタイトル「“絶対”に負けられない」に戻りますが、「“絶対”に勝つ」としなかったのはどうしてなんですか?

奥島:長年警備に携わってきた経験から申し上げると、領海警備の王道は「守り切る」ことにあると思っています。「勝つこと」ではなく「凌(しの)ぐこと」「防ぐこと」が大事なんです。

近藤:「勝つより凌ぐ」というのは、深い言葉ですね。実際、現時点で日本側が尖閣諸島を有効支配しているのだから、凌げばすなわち勝ちでもあるわけだ。

それでは、いっそ尖閣諸島に常駐の警備員を置いて守るということは考えないのですか? 日本が韓国と領有権の紛争を抱えている竹島(韓国名は「独島」)では、実効支配している韓国側が、すでにそうしているではないですか。

「尖閣の守護神」奥島高弘前海保長官激白「日本は絶対に負けられない!!」

奥島:そこは、海上保安庁の権限の枠を超える問題で、政治マターになりますね。

ただ、すべてトータルで考えることが大事だと思います。つまり、島には水も食料もないわけで、補給の問題を、まず解決しないといけない。それに、日本側が常駐の警備を置いたら、中国側はどんな対抗措置に出るか、それに対して日本側はどう対処していくか……。そういったことを、すべてトータルで考え、万全の準備をした後に、行動に出なければならないということです。

近藤:先ほど言及された、2012年9月に野田佳彦民主党政権が尖閣諸島を国有化した際には、すべてトータルで考え、入念に準備して決行したのですか? 私にはとてもそのようには見えませんでしたが。

奥島:政治の判断については、コメントは差し控えます。

近藤:それでは、いまの現実問題として、中国側が尖閣諸島の占領作戦を決行するということは考えられないですか?

奥島:今すぐということであれば、いささか非現実的だと思います。なぜなら、まず、犠牲を払ってでも尖閣を占領しなければならない目的、あるいは必要性があるのかどうか私には疑問なんです。

次に、その犠牲が許容できるのか、ということです。当然ながら日本と、同盟国のアメリカが反撃に出るし、経済的損失も被るわけで、それを上回る国家利益がもたらされるのか疑問ですし、そもそも勝算はあるのか? ということです。

最後に、国家が大きな軍事行動に出る際には、必ず予兆があるものですが、いまは特に感じられません。

近藤:なるほど。いま仰った同盟国のアメリカについてもお聞きします。もしドナルド・トランプ前大統領が11月の米大統領選挙で勝利したら、国際情勢が激変すると言われています。日米同盟に関しても、尖閣諸島という無人島のためにアメリカ軍が日本を守らなくなるだろうから、中国が攻勢に出るということは考えられませんか?

奥島:トランプ政権が発足したら、中国側のハードルが多少下がるということはあるのかもしれませんが、アメリカ軍の介入はないとまでは判断できないでしょうから、政権交代をもって、一気に攻勢に出ることはないかなと思います。

近藤:ところで、海保と米軍は付き合いはあるのですか?

奥島:海保はコーストガードと、自衛隊は米軍とというのが基本で今も変わりませんが、2012年9月に日本が尖閣諸島を国有化してからは、海上保安庁にも直接、交流を求めてくるようになりました。

近藤:何と言っても尖閣諸島海域の現場で、日々中国側と直接対峙しているのは、自衛隊ではなく海上保安庁ですからね。

奥島:そうですね。われわれがこれまで蓄積した情報や経験は膨大です。また、尖閣有事が起こった時に、アメリカ軍は協力する立場にありますから、必要な情報を広く求めるというのは当然の活動だと思います。

海上保安庁はもともと、1948(昭和23)年にアメリカ沿岸警備隊(USCG)を模して作られた組織で、USCGとは親戚関係のようなものです。そのUSCGは、アメリカ海軍とも非常に近い存在ですから、米軍にとって海保はそれほど遠い存在ではないということでしょう。

強大な中国に対抗していくために

近藤:なるほど。私は先月、台湾に総統選挙の取材に行ってきたんですが、台湾の安保関係者たちもまた、いかにアメリカ軍を台湾に取り込むかということに腐心していました。アメリカ軍との緊密さを中国側に見せつけることが、台湾有事のリスク回避に直結するという考えなんですね。

奥島:日本を含めたアジア諸国が、強大な中国に対抗していくのに、もう一つ有効な戦術があります。それは、「非軍事の法執行機関」である海上警察(CG)を強化することです。日本なら、われわれ海上保安庁です。軍隊というハードパワーでなく、戦争によらないソフトパワーで戦うのです。

近藤:それはそうですね。実際、最近は海上保安庁に対する注目度も高まっているではないですか。『海猿』『DCU』などの関連するマンガ、ドラマ、映画なども人気ですし。

「尖閣の守護神」奥島高弘前海保長官激白「日本は絶対に負けられない!!」

奥島:おかげさまでそうなんです。定員割れもしていませんし、令和5年度(2023年度)から、毎年200億円規模の予算増加が認められました。尖閣諸島をしっかり防衛できるよう、しっかり強化していきます。

近藤:第4章の「海上保安分野で世界をリードする海保」についても聞きたかったのですが、こちらはご新著『知られざる海上保安庁 安全保障最前線』を読んでいただきましょう。とにかく海上保安庁という組織が、日本には稀有な国際的な組織であり、海上保安庁がいかにアジアの海上警察をリードしているかが描かれています。

奥島:そうなんです。日本の海上保安庁を中心としたアジアの海上警察の「合従」(がっしょう)によって、中国の脅威に対抗していくということが、今後大事になってきます。

昨年11月4日、岸田文雄総理がフィリピンを訪問した際、沿岸警備隊(PCG)を視察したことは象徴的でした。彼らの大型巡視船はわれわれが提供してものですし、幹部たちの研修も日本で行っています。

近藤:そうですね。とにかく、尖閣諸島を守る海上保安庁の「覚悟」が、ひしひしと伝わってくる1冊でした。この本に書かれていることは、フィクションではなく、100%ノンフィクション。それだけに、リアリズムが半端ない。

やはり奥島長官を「尖閣の守護神」と呼ばせていただきます。今日はありがとうございました。

「尖閣の守護神」奥島高弘前海保長官激白「日本は絶対に負けられない!!」

News Related
  • 「JCの情報取り放題」中学教諭装いSNS投稿容疑、女性を逮捕

    大阪府警本部  交際相手の中学教諭を装い、女子中学生に興味があるとSNS(ネット交流サービス)に投稿したとして、大阪府警は28日、府内に住む派遣会社員、伊藤更紗(さらさ)容疑者(27)を名誉毀損(きそん)などの疑いで逮捕した。「全く身に覚えがない」と容疑を否認しているという。  逮捕容疑は9月10~13日、同居する20代の男性教諭方で、男性のスマートフォンからSNSに「JC(女子中学生)の個人情報取り放題だから教師はやめられない」などのメッセージと、男性が顧問を務める部活動の部員名簿の画像などを投稿したとしている。名簿の画像は男性のスマホに保存されていたもので、生徒の氏名や携帯などの電話番号が載っていた。  捜査1課によると、IPアドレスの捜査などからメッセージの投稿場所が男性方だと特定。男性と同居していた伊藤容疑者が浮上したという。いずれも深夜から未明の時間帯に投稿されており、同課は男性が寝ている間にスマホを使われたとみている。【洪玟香、林みづき】
    See Details: 「JCの情報取り放題」中学教諭装いSNS投稿容疑、女性を逮捕
  • 猫を遊ばせるタイミングや時間は? 毎日のルーティンにしたいプレイタイムのアイデア

    猫を遊ばせるタイミングや時間は? 毎日のルーティンにしたいプレイタイムのアイデア 猫は今でも野性味を色濃く残している?! 猫について研究している多くの動物学者たちが、猫の習性には野生時代の名残が数多く残っていると指摘しています。人と一緒に暮らし、自ら餌を確保したり縄張りを守ったりする必要がなくなった今でも、猫は「狩り」や「縄張り」に執着しているというのです。 人が猫と暮らすことを選んだ最大の理由は、穀物や経典をネズミの被害から守るためだったと考えられています。猫のネズミを捕まえる能力が見込まれたため、猫はこれまでの自分たちの習性を変えることなく、人の近くで生活することで安全な環境を得られたのです。 そのため、猫は人と暮らす生き方を選んだ後も、野性時代の本能を捨てる必要がなかったのかもしれません。 猫を遊ばせるタイミングや時間 ではここからは、いまだに野生時代の名残がある猫を遊ばせるタイミングや時間について考察してみましょう。 猫を遊ばせるタイミング 狩りを成功させた後の食事は、狩猟欲求を満たすことにつながるでしょう。そのため、遊ばせるタイミングは愛猫の食事前がおすすめです。1日に複数回食事させる場合は、朝と夜の食事前に遊ばせると良いでしょう。 食事前に時間を作れない飼い主さんもおられるでしょう。その場合、飼い主さんの就寝前に遊ばせることをおすすめします。そうすることで、愛猫も疲れてしっかりと眠るため、飼い主さんの就寝中に運動会を始めることを防げるからです。 猫を遊ばせる時間 猫の狩りのスタイルは短期決戦型です。猫の瞬発力を最大限に引き出してあげることが重要で、遊ぶ時間の長さは求められていません。猫自身も、すぐに疲れて息が荒くなってしまうはずです。 1回の遊びは5〜15分程度で充分です。愛猫の息が荒くなってきたり、遊びに興味を示さなくなったりしたら、時間に関係なくその時点で切り上げましょう。 プレイタイムのアイデア 飼い主さんは、愛猫の狩猟本能をくすぐり、本気を出させるように工夫しましょう。そのためには、上手におもちゃを使うアイデアが大切になります。猫の獲物は、ネズミの他にも小鳥や昆虫、カエル、蛇などさまざまです。おもちゃを上手に使い、獲物の動きを上手に再現しましょう。 毎回同じだと猫も飽きてしまいます。想定する獲物を変えたり、おもちゃを別のタイプに変えたりしてみましょう。猫じゃらしタイプや釣り竿タイプなどで上手に獲物の動きを再現し、とどめを刺す時にはけりぐるみタイプを与えるなどの変化も効果的でしょう。 なお、子猫の頃に飼い主さんの手や足で直接遊ばせてしまうと、そのまま人の手や足を噛んでしまうようになることがあります。遊ぶ時には、必ずおもちゃを使うようにしましょう。 猫の狩りについて知っておきたいこと 猫が持っている身体能力をできる限り引き出し、かつストレスの少ない快適な暮らしをしてもらうためには、猫の野生時代の習性や狩猟本能を理解した上で、上手に愛猫を遊ばせる必要があるといえます。そこで、猫の狩りについて考えてみたいと思います。 猫の主たる獲物はネズミなどの小動物です。彼らは夕方や明け方などの薄暗い時間になると、活発になります。そのため猫たちも、薄明薄暮性といって薄暗い時間帯に活発に活動を行うようになりました。 まだ夜が明けない深夜の4時頃になると、猫が急に家中を走り回って大騒ぎをすることがあり、「猫の運動会」などと呼ばれています。これは、運動不足や欲求不満などが原因で起きる行動で、時間帯については猫が薄明薄暮性であることに起因しています。 愛猫を運動不足や欲求不満にさせないためにも、日々の生活に「遊び」を取り入れ、狩りを成功させて達成感を味わわせる必要があるでしょう。そのためには、「遊び=狩り」を本来の目的である「食事」に結びつけることが有効だと考えられています。 猫の狩りは待ち伏せ型です。犬のように狙った獲物をとことん追い詰めて捕まえるのではなく、物陰で待ち伏せをし、瞬発力を活かして獲物を短期決戦で捕まえるのです。こういった狩りのスタイルも、上手に遊ばせるために必要な知識です。 まとめ 愛猫から四六時中遊びをねだられて大変だとか、寝ていると急に暴れ出して寝ていられなくなるなど、愛猫との暮らしが想像していたものとは異なり大変なこともあると実感されている飼い主さんは、少なくないようです。 人と一緒に暮らすようになった猫ですが、その習性にはいまだに野生時代の本能が色濃く残っています。特に「狩り」や「縄張り」に関する思いは私たちの想像以上のようです。 安心して暮らせる安全な「縄張り」を提供し、毎日のルーティンの中に上手に「遊び」の時間を作ることで、愛猫の運動不足や欲求不満を予防してあげましょう。
    See Details: 猫を遊ばせるタイミングや時間は? 毎日のルーティンにしたいプレイタイムのアイデア
  • 【ソフトバンク】19年ドラ1で戦力外の佐藤直樹が育成で再出発「自分が変わらないといけない」

    戦力外通告を受けていたソフトバンク佐藤直樹外野手(25)が28日、ペイペイドーム内の球団事務所で育成選手として再契約した。年俸は100万円減の1300万円。背番号は「30」から「138」に変更となった。 「球団には野球をできるチャンスをもらった。春季キャンプから野球もそうですけど、野球以外の面でも『こいつ変わったな』って思われるように、このオフはしっかり取り組んでいきたい」 引退の選択もあったが、ホークスでの再出発を決断した。「いろいろと悩みました。1人で家にいる時とか『もう、野球を辞めてもいいかな』と思ったけど、いろんな人に話を聞いてもらった。いろんな人に支えられてるなと思って、来年は自分のためにじゃなくて、誰かを喜ばせるために頑張りたい」と力を込めた。 佐藤直は19年ドラフト1位でJR西日本からソフトバンクに入団。俊足強肩の即戦力外野手として期待されていた。今季は41試合に出場し、打率1割6分7厘、1本塁打、2打点。プロ4年間で結果を残すことはできなかった。「もっともっと野球に、自分自身に向き合っていかないといけない。技術向上もそうですけど、自分が変わらないと上では活躍できない。育成になって今まで通りだと、支配下(選手)も無理だと思っています」と強い信念を持って、育成からはい上がっていく。 記者の質問に答える佐藤直(撮影・冨田成美)
    See Details: 【ソフトバンク】19年ドラ1で戦力外の佐藤直樹が育成で再出発「自分が変わらないといけない」
  • 朝イチ更新!4コマ漫画『かりあげクン』「ボタン」「ソーラーシステム」サラリーマンのついやってしまう習慣とは?

    植田まさし ■かりあげクン 植田まさし 昭和→平成→令和と生きながら、ボク、かりあげクンは、けっして時代に流されない男ですっ!! 何かが大きく変わろうが、ボクはいつも通りのボク。生涯ま顔。生涯マイペース。生涯かりあげヘア。貫き通す男っす!! 令和時代もよろしくねっ! ボタン ソーラーシステム カラオケバー サラリーマン
    See Details: 朝イチ更新!4コマ漫画『かりあげクン』「ボタン」「ソーラーシステム」サラリーマンのついやってしまう習慣とは?
  • 『日プ3』櫻井美羽&桜庭遥花、「推しカメラ」公開停止 「合宿所ルール」違反でペナルティ

    (左から)櫻井美羽、桜庭遥花  視聴者がデビューメンバーを決めるサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の第3弾『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』(毎週木曜 後9:00)の公式ホームページが28日に更新され、練習生の櫻井美羽、桜庭遥花の「推しカメラ」の公開停止が発表された。  公式ホームページでは「櫻井美羽、桜庭遥花について合宿所ルール減点ポイントが既定の10ポイントに達した為、ペナルティとしてグループバトル及びポジションバトルの『推しカメラ』の公開を下記の期間停止いたします」と報告。停止期間はきょう28日の正午から30日の正午までとなる。  合宿所では、「集合時間に遅刻(減点3点)」「提出物の出し忘れ・紛失(3点)」「器物破損(3点)」「合宿所での夜間騒音(3点)」「勝手な単独行動(5点)」「無断外出(5点)」「番組進行に支障をきたすような行為・発言(5点)」「練習生・スタッフに対しての暴力および暴言(10点)」「飲酒・喫煙(10点)」「SNSの使用・スマホ等通信機器の持ち込み禁止(10点)」の10個のルールが規定されている。放送内では、減点ポイントが10点に達すると、「練習禁止」「推しカメラ停止」のペナルティが課されることが知らされていた。  同番組は、「LEAP HIGH ~君の夢は、時を越えて~」を合言葉に、練習生たちが世界に羽ばたくガールズグループとして生まれ変わるためのトレーニングとテストを経て成長する。激しい競争の中、困難に挑み、挫折を乗り越えながら、視聴者(国民プロデューサー、以下国プ)による投票で生き残ったメンバーだけがデビューの夢をつかむオーディション番組。  なお、23日に配信された「#8」で発表された、「第2回順位」では、櫻井は4位、桜庭は33位だった。
    See Details: 『日プ3』櫻井美羽&桜庭遥花、「推しカメラ」公開停止 「合宿所ルール」違反でペナルティ
  • 不二家、一口サイズのチョコレート「エクレアン」をコンビニ限定で新発売エクレアの見た目を表現。小麦パフとコーンフレーク入りの食感

    【エクレアン】 価格:オープン 不二家、一口サイズのチョコレート「エクレアン」をコンビニ限定で新発売エクレアの見た目を表現。小麦パフとコーンフレーク入りの食感 不二家は、エクレア風チョコレート菓子「エクレアン」を全国のコンビニエンスストア限定で発売した。価格はオープン。 本商品は、エクレアの見た目を表現したかわいい一口サイズのチョコレート。カスタードをイメージしたクリームは食感の楽しい小麦パフとコーンフレーク入りとなっている。 持ち歩きにも適した小袋タイプで、パッケージにはエクレアの断面をモチーフにしたキャラクターがデザインされている。 (C) FUJIYA CO., LTD. All Rights Reserved.
    See Details: 不二家、一口サイズのチョコレート「エクレアン」をコンビニ限定で新発売エクレアの見た目を表現。小麦パフとコーンフレーク入りの食感
  • <動画>ロシア攻撃ヘリKa-52が自軍装甲車MT-LBを破壊する瞬間

    <動画>ロシア攻撃ヘリKa-52が自軍装甲車MT-LBを破壊する瞬間 ロシア軍の攻撃ヘリコプター「Ka-52」(2016年8月、ロシア・リャザン) Fasttailwind-Shutterstock <ロシア軍の攻撃ヘリKa-52が、ドネツク州ノボミハイリフカで自軍の装甲車MT-LBを爆破したとする動画が公開され、謎を呼んでいる。映像は元々、ウクライナ戦争の展開を注視するテレグラム・チャンネル「Russia No Context」によって公開され、同戦争にまつわる情報を英訳する独立メディア・プロジェクト「WarTranslated」が21日にX(旧ツイッター)でシェアした> ※この動画について、本誌はウクライナとロシア両国の国防省に電子メールでコメントを求めた。 ニック・モルドヴィック ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます 2023年12月5日号(11月28日発売)は「まだ間に合う新NISA投資入門」特集。迫るインフレ、貯蓄だけではもう資産は守れない! ……「投資新時代」のサバイバル術 ※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
    See Details: <動画>ロシア攻撃ヘリKa-52が自軍装甲車MT-LBを破壊する瞬間
  • 「ロッチ」コカドケンタロウ、初挑戦の刺繍作品がすごい!「お店出して下さ〜い」「多趣味で素敵」と話題

    コカドケンタロウのインスタグラム(@kokado_kentaro)より  お笑いコンビ「ロッチ」のコカドケンタロウが28日までに自身のSNSを更新。新しいことに挑戦する姿が注目を集めている。  インスタグラムに「刺繍(しゅう)始めてみました 初刺繍は前にミシンで自作したバッグにジェット機の刺繍をしてみた 新幹線での移動中とか控室での待ち時間でも出来るので良いですねー いつかミシン+刺繍で完全オリジナルスーベニアジャケット作りたいな」とつづり、自作のバッグへの刺繍を公開。バッグに赤と水色のジェット機を刺繍した。  この投稿にフォロワーから「お店出して下さ〜い」「コカドさんを見る目が変わりました!!」「オリジナルスカジャンとか期待しちゃう」「多趣味で素敵」などの声が寄せられている。  これまでにも、「コカドミシン」のタグを付け、自作のパンツやトートバックなどを公開している。
    See Details: 「ロッチ」コカドケンタロウ、初挑戦の刺繍作品がすごい!「お店出して下さ〜い」「多趣味で素敵」と話題
  • デヴィ夫人、53歳の若さで亡くなった古くからの友人のお別れ会に参列「また一人私より先に」

    コカドケンタロウのインスタグラム(@kokado_kentaro)より  お笑いコンビ「ロッチ」のコカドケンタロウが28日までに自身のSNSを更新。新しいことに挑戦する姿が注目を集めている。  インスタグラムに「刺繍(しゅう)始めてみました 初刺繍は前にミシンで自作したバッグにジェット機の刺繍をしてみた 新幹線での移動中とか控室での待ち時間でも出来るので良いですねー いつかミシン+刺繍で完全オリジナルスーベニアジャケット作りたいな」とつづり、自作のバッグへの刺繍を公開。バッグに赤と水色のジェット機を刺繍した。  この投稿にフォロワーから「お店出して下さ〜い」「コカドさんを見る目が変わりました!!」「オリジナルスカジャンとか期待しちゃう」「多趣味で素敵」などの声が寄せられている。  これまでにも、「コカドミシン」のタグを付け、自作のパンツやトートバックなどを公開している。
    See Details: デヴィ夫人、53歳の若さで亡くなった古くからの友人のお別れ会に参列「また一人私より先に」
  • 「全てが完璧」「上手すぎる」 堂安フライブルクが“完璧すぎる崩し”からゴールを叩き込んだ瞬間 相手守備陣を絶望させた流れるようなパスワークから美しい一撃

    コカドケンタロウのインスタグラム(@kokado_kentaro)より  お笑いコンビ「ロッチ」のコカドケンタロウが28日までに自身のSNSを更新。新しいことに挑戦する姿が注目を集めている。  インスタグラムに「刺繍(しゅう)始めてみました 初刺繍は前にミシンで自作したバッグにジェット機の刺繍をしてみた 新幹線での移動中とか控室での待ち時間でも出来るので良いですねー いつかミシン+刺繍で完全オリジナルスーベニアジャケット作りたいな」とつづり、自作のバッグへの刺繍を公開。バッグに赤と水色のジェット機を刺繍した。  この投稿にフォロワーから「お店出して下さ〜い」「コカドさんを見る目が変わりました!!」「オリジナルスカジャンとか期待しちゃう」「多趣味で素敵」などの声が寄せられている。  これまでにも、「コカドミシン」のタグを付け、自作のパンツやトートバックなどを公開している。
    See Details: 「全てが完璧」「上手すぎる」 堂安フライブルクが“完璧すぎる崩し”からゴールを叩き込んだ瞬間 相手守備陣を絶望させた流れるようなパスワークから美しい一撃
  • 忘年会シーズン到来、コロナ前より予約入る店も…若手「一度行ってみたかった」・在宅勤務者「交流したい」

    コカドケンタロウのインスタグラム(@kokado_kentaro)より  お笑いコンビ「ロッチ」のコカドケンタロウが28日までに自身のSNSを更新。新しいことに挑戦する姿が注目を集めている。  インスタグラムに「刺繍(しゅう)始めてみました 初刺繍は前にミシンで自作したバッグにジェット機の刺繍をしてみた 新幹線での移動中とか控室での待ち時間でも出来るので良いですねー いつかミシン+刺繍で完全オリジナルスーベニアジャケット作りたいな」とつづり、自作のバッグへの刺繍を公開。バッグに赤と水色のジェット機を刺繍した。  この投稿にフォロワーから「お店出して下さ〜い」「コカドさんを見る目が変わりました!!」「オリジナルスカジャンとか期待しちゃう」「多趣味で素敵」などの声が寄せられている。  これまでにも、「コカドミシン」のタグを付け、自作のパンツやトートバックなどを公開している。
    See Details: 忘年会シーズン到来、コロナ前より予約入る店も…若手「一度行ってみたかった」・在宅勤務者「交流したい」
  • 【ソフトバンク】小久保裕紀監督がリチャードに“最後通告” 4年連続の2軍本塁打王も「私生活から見直して。ラストのつもりで」

    コカドケンタロウのインスタグラム(@kokado_kentaro)より  お笑いコンビ「ロッチ」のコカドケンタロウが28日までに自身のSNSを更新。新しいことに挑戦する姿が注目を集めている。  インスタグラムに「刺繍(しゅう)始めてみました 初刺繍は前にミシンで自作したバッグにジェット機の刺繍をしてみた 新幹線での移動中とか控室での待ち時間でも出来るので良いですねー いつかミシン+刺繍で完全オリジナルスーベニアジャケット作りたいな」とつづり、自作のバッグへの刺繍を公開。バッグに赤と水色のジェット機を刺繍した。  この投稿にフォロワーから「お店出して下さ〜い」「コカドさんを見る目が変わりました!!」「オリジナルスカジャンとか期待しちゃう」「多趣味で素敵」などの声が寄せられている。  これまでにも、「コカドミシン」のタグを付け、自作のパンツやトートバックなどを公開している。
    See Details: 【ソフトバンク】小久保裕紀監督がリチャードに“最後通告” 4年連続の2軍本塁打王も「私生活から見直して。ラストのつもりで」
  • 「近畿の水がめ」琵琶湖の水位が下がり続けマイナス65センチ…あと25センチで取水制限の可能性

    コカドケンタロウのインスタグラム(@kokado_kentaro)より  お笑いコンビ「ロッチ」のコカドケンタロウが28日までに自身のSNSを更新。新しいことに挑戦する姿が注目を集めている。  インスタグラムに「刺繍(しゅう)始めてみました 初刺繍は前にミシンで自作したバッグにジェット機の刺繍をしてみた 新幹線での移動中とか控室での待ち時間でも出来るので良いですねー いつかミシン+刺繍で完全オリジナルスーベニアジャケット作りたいな」とつづり、自作のバッグへの刺繍を公開。バッグに赤と水色のジェット機を刺繍した。  この投稿にフォロワーから「お店出して下さ〜い」「コカドさんを見る目が変わりました!!」「オリジナルスカジャンとか期待しちゃう」「多趣味で素敵」などの声が寄せられている。  これまでにも、「コカドミシン」のタグを付け、自作のパンツやトートバックなどを公開している。
    See Details: 「近畿の水がめ」琵琶湖の水位が下がり続けマイナス65センチ…あと25センチで取水制限の可能性
  • 「いいかげんにしろ」日大元幹部、アメフト部の薬物事件めぐるゴタゴタ 部員3人目の逮捕者 若手幹部へ世代交代も重要

    コカドケンタロウのインスタグラム(@kokado_kentaro)より  お笑いコンビ「ロッチ」のコカドケンタロウが28日までに自身のSNSを更新。新しいことに挑戦する姿が注目を集めている。  インスタグラムに「刺繍(しゅう)始めてみました 初刺繍は前にミシンで自作したバッグにジェット機の刺繍をしてみた 新幹線での移動中とか控室での待ち時間でも出来るので良いですねー いつかミシン+刺繍で完全オリジナルスーベニアジャケット作りたいな」とつづり、自作のバッグへの刺繍を公開。バッグに赤と水色のジェット機を刺繍した。  この投稿にフォロワーから「お店出して下さ〜い」「コカドさんを見る目が変わりました!!」「オリジナルスカジャンとか期待しちゃう」「多趣味で素敵」などの声が寄せられている。  これまでにも、「コカドミシン」のタグを付け、自作のパンツやトートバックなどを公開している。
    See Details: 「いいかげんにしろ」日大元幹部、アメフト部の薬物事件めぐるゴタゴタ 部員3人目の逮捕者 若手幹部へ世代交代も重要

OTHER NEWS

〈女性総理争い勃発!?〉“味方は杉田水脈”の高市氏VS“軽い神輿”の上川氏。「ポスト岸田レース」有力候補が続々脱落のなか、初の女性総理、誕生なるか?

岸田内閣の支持率が報道各社で軒並み過去最低を記録し、永田町に衝撃が走っている。「政権交代を許した2009年の麻生政権末期に似た雰囲気だ」との悲鳴も上がっており、永田町の関心は一気にポスト岸田に向かっている。悪循環の空気をがらりと変えるための注目が集まっているのが、ベテラン女性議員2人の動向だ。 菅直人政権以来の低支持率も、ポスト岸田の本命不在 「時事通信、毎日新聞、朝日新聞、読売新聞の今月の世論調査は、いずれも内閣支持率25%以下。30%を割り込むと、『危険水域』と言われますが、旧民主党の菅直人政権以来の水準という、あまりに低い支持率に『民主党に政権交代を許した、麻生政権の末期のようだ』『もう何をしてもダメだ』との声が上がっています。 さらに、ここにきて5派閥の政治資金パーティー収入の不記載問題も発覚し、政権はさらにピンチに追い込まれています」(全国紙政治部記者) それゆえに自民党内では「岸田総理のもとでは、衆院選を戦えない」との悲鳴が相次ぎ、ポスト岸田が取りざたされている。 「岸田総理の弱点は、自身の派閥が党内第4派閥で、安倍派や麻生派、茂木派にはしごを外されたら、来年秋の総裁選での再選がかなわなくなることです。それだけに今後、主要派閥が岸田氏を担ぎ続けるのか、新たな総理を誕生させるのかが焦点となります」(同) 次の衆院選に向け岸田首相の運命は…?(本人Facebookより) ただ、現時点でポスト岸田の本命は不在だ。前回2021年の総裁選で次点だった河野太郎デジタル相は、マイナ問題をめぐる迷走もあり、失速中。「次の総理」にふさわしい人物として上位の常連である石破茂氏は無派閥で、党内での支持基盤は築けていないまま。 茂木敏充幹事長も「『私も出る』となれば、『令和の明智光秀』になってしまう」と、岸田氏の対抗馬として総裁選に出るつもりはないと強調する。 前回の総裁選に出馬した野田聖子氏も、前回は推薦人20人を集めるため、二階派に推薦人を出してもらうなど全面的に協力を受けたが、「岸田政権になって非主流派になってしまった二階派が大臣ポストを2つしかとれなかったのに、野田聖子は二階派に大臣ポストを譲ることもせず、こども担当大臣になった。次は支援しない」(二階派ベテラン)と怒りを買っており、苦しい状況だ。 「取り巻きのメンバーが過激」勉強会開催の高市氏には冷ややかな声 そんななか、今、永田町の注目を集めているのが、2人のベテラン女性議員だ。 1人目は、いち早く総裁選をにらんだ動きを見せた高市早苗経済安保相。11月15日には安全保障などをテーマにした勉強会「『日本のチカラ』研究会」を開き、派閥横断の13人が参加した。岸田政権を支える閣僚でありながら、事実上の総裁選出馬に向けた準備を始めたとみられ、党内で波紋を呼んでいる。 「高市氏はX(旧Twitter)で『現職閣僚が担務外の政策を同僚議員と一緒に勉強することの何が悪いの、意味が分からん』と投稿していましたが、総裁選出馬について『また戦わせていただく』と明言した高市氏が勉強会を開催すれば、総裁選に向けた地ならしだととらえられるのは、当たり前でしょう」(全国紙政治部記者) 総裁選へ向けて高市経済安保相は虎視眈々?(本人Facebookより) ただ、勉強会に参加した顔ぶれを見ると、アイヌ民族などへの人権侵犯発言で物議をかもしている杉田水脈氏ら自民党内でも右派とされる議員が中心だ。「安倍さんの後ろ盾もなくなった今、高市さんが支持を広げるのは難しいのでは。取り巻きのメンバーも過激で、ついていけない」(自民党ベテラン)と冷ややかな声も。 安倍派の世耕弘成参院幹事長も勉強会に「いかがなものか」と苦言を呈し、高市氏が思惑通りに総裁選に向けた党内の支持基盤づくりを進められるかどうかは微妙だ。 非主流派も、上川氏に太鼓判? 一方、ここにきてポスト岸田として名前が急浮上しているのが、上川陽子外相だ。 上川氏は東大卒業後、三菱総合研究所の研究員を経て、ハーバード大学ケネディ・スクールで政治行政学修士号を取得。2000年に初当選を果たした。これまで男女共同参画相や法務大臣を歴任し、2018年にはオウム真理教の教祖だった麻原彰晃(本名・松本智津夫)死刑囚ら13人の死刑執行を命令したことでも知られる。 今年9月の内閣改造では、岸田派の林芳正外相が続投するとみられていたが、ノーマークだった上川氏が外相に就任。上川氏も岸田派に所属している。 「上川氏は米国の上院議員の政策スタッフを務めていた経験もあるが、外交手腕は未知数。それでも総理が林氏を交代させ、上川氏を外相にしたのは、自身と同じ岸田派内で総理を狙う林氏の力をそぎたいという思惑があったのでしょう」(自民党関係者) ポスト岸田候補として急浮上の上川外相(本人Facebookより) その上川氏について全国紙政治部記者は「能力が高いと言われているが、決まったことをこなす能力には長けていても、新しく自分で何かを作り出したり、決めたりすることは苦手だ」と厳しい見方をする。 ただ、その分、「神輿は軽いほうがいい。茂木幹事長、菅義偉前総理らも、上川さんなら自分たちがグリップできると思っています。女性初の総理を誕生させれば、衆院選も有利に戦える。『岸田では戦えない』と判断したベテランたちが、流れをつくるときは一瞬で動くのでは」(同)とみる。 実際に、自民党内からは「『ポスト岸田は上川外相だといかがでしょう』と聞くと、非主流派の重鎮も笑顔を見せた。2年間冷や飯を食わされ、そろそろ権力を手にしたい非主流派にとっても、上川外相なら乗れるのだろう」(自民党ベテラン議員)との声も漏れる。 あと1年を切ったポスト岸田レース。誰が権力を手にし、誰が冷や飯を食うのか……。 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班 Read more »

丸亀製麺、冬限定「鴨ねぎうどん」「玉子あんかけうどん」など販売

「鴨ねぎうどん」「肉がさね玉子あんかけうどん」  丸亀製麺が12月5日より“ひと手間かけた冬のうまい!”シリーズ第1弾として、「鴨ねぎうどん」(並820円、大960円、得1,100円)、「肉がさね玉子あんかけうどん」(並790円、大930円、得1,070円)、「玉子あんかけうどん」(並520円、大660円、得800円)、「明太玉子あんかけうどん」(並610円、大750円、得890円)を期間限定で販売する。  「鴨ねぎうどん」は、鴨の脂の甘みと打ち立てうどんの組み合わせが特徴の一品。鴨ロース肉は、注文後より特製の鴨だしに下味をつけ、手早く仕上げるので、パサつきがなくしっとりとした食感に。焼き目をつけた白ねぎの香ばしさと、鴨の脂がにじみ出るだしとの組み合わせが楽しめる。  「肉がさね玉子あんかけうどん」は、打ち立てうどんに手づくりのふわふわとろとろの玉子あんと、甘辛く炊いた牛肉、そしてしょうがを効かせた豚と鶏の合わせそぼろをトッピング。どこを食べても肉の旨みを感じられる一杯に。 Read more »

有吉弘行、森香澄アナに「恥ずかしいと思った方がいい」方向性を心配

有吉弘行、森香澄アナに「恥ずかしいと思った方がいい」方向性を心配 TikTokフォロワー約57万人の元テレビ東京アナウンサー・森香澄がどぶろっくの下ネタ新曲披露に呼ばれダンスをせがまれることに。有吉は「恥ずかしいと思った方がいい」「このために呼ばれている」と心配した。 【映像】美脚あらわなミニスカ姿でダンスする森香澄 11月26日(日)、有吉弘行のクイズバラエティ『有吉クイズ』(テレビ朝日系列)が放送。元テレビ東京アナウンサーの森香澄、ゆうちゃみ、霜降り明星・せいやらの前でどぶろっくがバズり狙いの新曲を披露した。 森は美脚あらわなミニスカセットアップで登場。意気込みを聞かれると、「クイズ番組ということで、全問正解を目指して頑張りたいと思います」とこぶしを握って気合いを入れた。 どぶろっくの新曲『サ・ガ・シ・テ・ル』は毎度おなじみの下ネタソング。どぶろっくは2名のクセが強い女性ダンサーを引き連れ、サビで12回も「隠れ巨乳を探してる」と繰り返した。 TikTokフォロワー約57万人の森に、番組進行のテレビ朝日・野村真季アナは「森さん、踊ってみたいと思いますか?」と質問。森はなにかを察したように苦笑いした。有吉が「これ強制ですよ。恥ずかしいと思ったほうがいい」と森の方向性を心配。「多分このために呼ばれてる」と言われた森は、「そうでしょうね(笑)」とダンスを承諾した。 Read more »

若狭勝氏 特捜部が動いた自民5派閥〝不記載問題〟で「荒稼ぎした議員」を示唆

若狭勝氏 元東京地検特捜部副部長の若狭勝氏が28日、「ひるおび」(TBS系)に出演。自民党5派閥の政治団体による約4000万円の収入不記載問題について、特捜部が動いていることに「何かしら裏がある」と指摘した。 自民党の5派閥の政治団体「清和政策研究会」(安倍派)、「志帥会」(二階派)、「平成研究会」(茂木派)、「志公会」(麻生派)、「宏池政策研究会」(岸田派)は、それぞれが主催した政治資金パーティーで20万円を超えるパーティー券を購入した団体の名前や金額など、約4000万円分を記載していなかったとして告発され、東京地検特捜部がそれぞれの団体の担当者を任意聴取している。 これについて若狭氏は元特捜部の視点で「政治資金パーティーは裏金の宝庫だが、そうはいっても今回の5派閥で4000万円だけでは特捜部は真剣に動きません。それでも動いたということは、何かしら裏にあるということ」と指摘。 政治資金パーティーで売られるパーティー券は各国会議員がノルマを課されて売るが、ノルマを超えた分は「努力賞」としてキックバックする仕組みがあるといい、その上で「私の得ている情報ですと、1回のパーティーで1000万円近く裏金になっている議員がいるという話がある」と暴露した。 また、元衆院議員の視点からも政治資金パーティについて解説し、「私が見たり聞いたり情報に触れたりした経験から、やはり相当な誤魔化しがパーティー券に関してある。これは私が特捜部で捜査していたときよりも、はるかにもっと誤魔化しが多いと、衆院議員になったとき感じました」と、問題の根深さを指摘した。 Read more »

国民・玉木代表「泉氏にエール送りたい」 対共産「よくわからない」

記者会見する国民民主党の玉木雄一郎代表=2023年11月28日午前10時34分、国会内、松井望美撮影 ■国民民主党・玉木雄一郎代表(発言録)  (代表就任から2年を迎える立憲民主党の泉健太氏について)大変だと思いますね。外から見てても。例えば共産党との関係は最初は明確に一線を画すということでやっておられたが、党内外のいろんな意見に影響されて、今はどういう立場かよくわからなくなっている。右から左までいろんな方々が党内外にいらっしゃるので、大変ご苦労されているのかな、というのが正直な印象だ。  ただやはり、政権を取ることを目指すのであれば、現実的なエネルギー政策や安全保障政策は不可欠だと思うので、そこは踏ん張っていただきたい。エールを送りたいと思います。  (泉氏が、今年度補正予算案に賛成した国民民主党を「自民党に迎合」と批判したことについて)我々は自民に擦り寄っているのではなく、国民生活に寄り添っている。そうした批判は当たらない。(泉氏とは)いろんな場所で話していますし、近々そういう機会もあろうかなと思いますので、(両氏の関係について)心配にはおよびません。(記者会見で) Read more »

福岡・宮若市長、子供いない女性職員に「親の気持ちが分からんだろう」…複数の職員が改善要望書を提出

塩川秀敏市長  福岡県宮若市の塩川秀敏市長(75)が市職員への暴言などハラスメントを繰り返したとして、複数の市職員が市公平委員会に、職場環境の改善を求める要望書を27日付で提出したことが分かった。  同委員会によると、要望書には今年1~10月にあった塩川市長によるハラスメント行為として9件が記載。このうち、男性課長に他の職員の前で「今、失敗してガンガン言われたがいい。それに耐えきらんかったら辞めろ」などと大声で言ったとする件については録音データも提出されたという。  また、仕事の手際が悪いとしてこの課長をバットでたたく旨の発言をしたほか、育休取得を申し出た別の男性職員に難色を示したり、子供がいない女性職員に「親の気持ちが分からんだろう」と言ったりしたとしている。  塩川市長は28日、報道陣の取材に事実関係をおおむね認め、「親密な職員との人間関係の中で発言したのだが、今後は言動に注意したい」と述べた。市公平委員会は今後、塩川市長や関係職員から事情を聞く方針。  塩川市長は県立高校教諭などを経て、2007年の県議選で初当選した。4期目途中の21年5月に辞職。22年3月の市長選で初当選し、現在1期目。 Read more »

中国などで拡大、謎の小児疾患の正体は「歩く肺炎」か

中国などで拡大、謎の小児疾患の正体は「歩く肺炎」か 中国で、子どもを中心に謎の疾患が流行していることが先週報じられて以来、「歩く肺炎(walking pneumonia)」の主要因であるマイコプラズマ菌が注目されている。原因には呼吸器合胞体ウイルス(RSウイルス)、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症が挙げられているが、おそらく最も重要なのがマイコプラズマ菌だ。 中国メディアは、国内の小児科病院の一部が患者であふれていると報じた。肺炎症例の波は国内各地へと拡大。世界保健機関(WHO)は中国に対し、推定される感染源の詳細情報の報告を求めた。これまでのところ中国当局は、既知の病原体であるマイコプラズマ菌、RSウイルス、インフルエンザ、新型コロナウイルスを病原として挙げている。 マイコプラズマが原因の細菌性疾患は、症状が比較的軽く、発症しても歩けるほどであることから「歩く肺炎」と呼ばれているが、症状は数週間続くこともある。一般に入院を必要としないが、免疫が発達途上にある幼い子どもは重症化するリスクがある。 中国で原因不明の肺炎が拡大し、病院がその対応に追われているという報道は、新型コロナウイルス流行の初期を想起させるものだ。だがWHOの疫学者マリア・バンケルコフは24日のインタビューで「これは2019年12月と2020年1月の状況と同じではない」と語った。 中国以外でも、韓国とフランスで同様の肺炎症例が増加しており、主な原因としてマイコプラズマが疑われている。 韓国では、確認された症例数が10月中旬から11月中旬の間に2倍以上となっている。韓国疾病管理庁が発表した概要によると、11月第2週に急性細菌性呼吸器感染症で入院した患者236人のうち226人(96%)が、マイコプラズマ肺炎を発症していた。特に、新規患者の80%が5歳未満だった点が注目される。さらに当局は、韓国で寒い気候が早期に訪れたことが、症例の「急速な増加」に寄与した可能性を示唆した。 マイコプラズマ肺炎は、一年中いつでも発症し得るものだが、冬季に増える傾向がある。北半球でも南半球でも、冬季にはインフルエンザ、風邪(さまざまなウイルスによって起きる)、風邪と似た症状を起こすRSウイルス感染症が、ほぼ必ず増加する。 細菌感染症にも似たような季節性がある。細菌感染症は日和見性であると言われ、何らかのウイルスによって免疫系が弱まることで発症する。たとえば、インフルエンザ、RSウイルス、あるいは一般的な風邪にかかった人は、上気道や下気道の感染症である気管支炎や肺炎を引き起こすことがある。 新型コロナウイルス感染症が今も広まっていることで、人々の免疫が弱まり、マイコプラズマ肺炎の急増につながっているという説もある。新型コロナウイルスに感染した人の一部で免疫機能障害が数カ月以上続くことを示す証拠はあるが、新型コロナウイルスが原因の免疫障害がまん延している証拠はない。 一方、新型コロナによるロックダウン中に季節性疾患が減少したことで「免疫負債」が生じ、マイコプラズマ感染の増加につながったという説もある。現在の中国における状況を受け、WHOは新型コロナの流行により発生した「免疫ギャップ」にも言及している。ソーシャルディスタンスや移動制限など、新型コロナの拡大を防ぐために講じられた措置が、インフルエンザ、RSウイルスなどの疾病に対する免疫を弱め、マイコプラズマのような日和見感染を起こしやすくなった可能性があるという考えだ。 しかし、この仮説に関する統一見解は出ていない。むしろ専門家の間では、一般に広く免疫負債が存在しているという説については以前から懐疑的な見方が示されている。たとえば、感染後の免疫がどれだけ続くかは、ウイルスによって異なる。インフルエンザウイルスの場合、ある年の感染が翌年の感染予防につながるかどうかは、その年のウイルス株が前年の株とどれほど類似しているかによって異なる。 さらに、マイコプラズマ感染が周期的に流行を繰り返している(2011年、2015年、および2019年に急増した)ことも、現在の症例急増が「免疫ギャップ」とは無関係であることを示唆している。 マイコプラズマ菌やマイコプラズマ感染につながるウイルスの拡散を防ぐためには、マスク、換気、手洗い、他人との密な接触の回避や、体調不良の際には外出を控えるといった対策が推奨されている。もし発症した場合でも、アジスロマイシン、テトラサイクリン、マクロライド、フルオロキノロンなど、さまざまな抗菌薬で治療可能だ。 (forbes.com 原文) Read more »
Top List in the World