NISAとiDeCoで動き出す資産運用立国、「貯蓄から投資」で始まる円売り圧力

nisaとidecoで動き出す資産運用立国、「貯蓄から投資」で始まる円売り圧力

外貨建ての金融資産に投資する日本人が増えれば、それだけ円売りの需要も高まる(写真:アフロ)

  • 政府が旗を振る資産倍増計画。2024年には、NISAの拡充やiDeCoの改革など「貯蓄から投資」を推し進める施策が始まる。
  • だが、外貨建ての金融資産に注目する個人投資家が増えている今、「貯蓄から投資」の奔流は継続的な円売り圧力になる。
  • 2024年は「資産運用立国」元年となるが、同時に「円売り」元年となる可能性を秘めている。想定外の円安リスクも想定すべきだ。

(唐鎌 大輔:みずほ銀行チーフマーケット・エコノミスト)

「家計の円売り」の登竜門となる外貨預金

 円安相場はピークアウトの兆しを見せているものの、依然として円の名目価値は大きく棄損した状態が続いている。こうした状況が家計部門の運用行動に与える影響は決して小さくないだろう。

 過去の寄稿「日本経済に埋め込まれている巨大な円売り余地、炸裂すれば今以上のインフレに」では、政府が旗振りする資産運用立国の旗印の下、「家計の円売り」が盛り上がる展開こそが為替市場、ひいては日本経済にとって最大のリスクと議論した。

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 2023年6月末現在、約1100兆円存在する現預金(除く外貨預金)のうち、10%でも外貨に向かえば110兆円の円売りにつながる。これは当然円安に直結する話だ。

 また、民間銀行部門の保有する現預金が日銀当座預金を介して国債消化につながっている現状があるのだから、「家計の円売り」は円金利にとってもリスクを帯びる話である。

 だが、そうしたリスクが指摘されながら、政府の旗振りも手伝い、今や資産運用を指南するような新聞・雑誌の特集は目にしない日がない。

 資産運用と円相場の関係性に着目した取材や照会も増えている。

 例えば、11月3日付の日本経済新聞では『ドル定期預金の魅力増す 1年6%も、手数料に注意』と題し、国内主要行の外貨預金金利が軒並み高い水準にあることや、それにまつわるリスクが紹介されていた。

 日経新聞でこれほど大々的に「高金利の預金」が紹介されれば、食指を動かした層もいるかもしれない。

円売りを誘発している金融商品

 外貨預金に関して言えば、リスクと言っても為替リスクを除けばあくまで「預金」であり、運用の手始めとしては極めて検討しやすい選択肢になることは想像できる。

 もっとも、過去四半世紀で見れば、家計金融資産に占める外貨資産の割合は2000年3月末の0.9%から2023年6月末の3.5%へ4倍になっているものの、外貨預金部分は0.2~0.3%程度で変わっていない(図表①)。

【図表①】

nisaとidecoで動き出す資産運用立国、「貯蓄から投資」で始まる円売り圧力

「貯蓄から投資」の本格化に伴い、これから比率が上昇してくる可能性は着目されるが、預金はあくまで外貨運用としてはマイナーな部類にとどまりそうだ。

 その中で、過去四半世紀で最も比率が顕著に上昇した外貨資産は投資信託だ。図表①に示すように、家計金融資産に占める外貨建て投資信託は比率にして0.4%から2.0%へ4倍になり、金額にして約5兆円から約42兆円へ8倍になっている(筆者の試算値)。

 外貨預金よりも価格変動リスクは高いものの、パンデミック以前からある米国株投資ブームに沿って投資信託経由の外国(≒米国)株式購入は強い勢いを維持していることが分かる。

 投資信託協会のデータを見てもパンデミックの始まった2020年以降、「国内株から外国株へ」のシフトは鮮明であり(図表②)、それ自体が相応の円売りを包含した結果が今のドル/円相場の水準になっている疑いは否めない。

【図表②】

nisaとidecoで動き出す資産運用立国、「貯蓄から投資」で始まる円売り圧力

この数年で個人投資家が手にした投資の成功体験

 なお、累次の利上げに伴って、2022年以降、米国株式は大きな下落を経験したが、円を原資として米国株式に投資していた日本の家計部門は激しく進んだ円安・ドル高によって為替差益も得ており、トータルの仕上がりとしてはそれほどの痛手に至っていないと推測する。

 それは結果だけ見れば投資の成功体験であり、今後、政府が「貯蓄から投資」を奨励していく上での追い風になる。

 現に、2019年末と2022年末の変化率で評価した場合、米国株投資から得られるリターンはキャピタルゲインそのものよりも為替差益の方が大きかった。

 同期間における米国株の主要インデックスが▲20%近く下がったとしても、為替差益だけで概ね乗り切れたイメージだ(図表③)。それほど円安の震度は大きいものであり、個人投資家の行動に持続的な影響を持つ可能性も十分考えられる。

【図表③】

nisaとidecoで動き出す資産運用立国、「貯蓄から投資」で始まる円売り圧力

 QUICK社と日経ヴェリタスが共同実施した10月の「月次調査<外為>」には、「資産運用立国構想は為替にどう影響するか」という質問が含まれていた。市場関係者を対象としたアンケート調査である。

 ここでは「円相場への影響はない」との見方が63%を占めたものの、「円安方向に作用」との意見は26%、「円高方向に作用」は4%にとどまっていたのも事実だ。

 また、「ご自身の資産を投資する際に今後の運用対象として最も魅力的だと思う金融商品は何ですか」という質問では、国内株式(41%)と国内債券(3%)との回答が合計44%、海外株式(39%)と海外債券(13%)との回答が合計52%になっており、海外への投資意欲が強いことも分かる。

 さらに、「ご自身の資産を投資する際に最も魅力的な地域はどこだと思いますか。2つまでお選び下さい」との質問では米国が79%で圧倒的に多く、これに日本(44%)、インド(24%)が続いていた。為替への影響について確信は持てないものの、「自分の資産形成はドル建て資産を選ぶ」という本音が透ける。

 このような調査結果を見る限り、家計が「貯蓄から投資」を進めるほど、日本株への投資も進みつつ、同時進行で「円から外貨」も避けられないと思われる。

将来の円売りを主導する「新たな投資家層」

 報道の盛り上がりを見ていると、資産所得倍増計画が既に始まったかのように感じられるが、NISA(少額投資非課税制度、以下新NISA)の拡充や、iDeCo(個人型確定拠出年金、以下新iDeCo)の改革(加入年齢の引き上げ)が走り出すのは2024年以降だ。

 よって「家計の円売り」というテーマが現実的な話として監視され、議論・分析されていくのは年明け以降である。それは為替市場に限らず日本経済を語る上での重要論点として注目されてくるだろう。

 なお、資産所得倍増計画では新NISAや新iDeCoの存在ばかりがクローズアップされるが、同計画の「第五の柱」としては「安定的な資産形成の重要性を浸透させていくための金融経済教育の充実」が謳われている。

 ここでは「金融経済教育を受けたと認識している人は7%にとどまる一方、金融経済教育を行うべきと回答した者は7割を上回っており、金融経済教育を求める国民の声は大きい」と金融教育の必要性が明記。資産運用を行わない理由の4割が「資産運用に関する知識がない」と回答されている現状を指摘している。

 その上で、「こうした層に安定的な資産形成の重要性を浸透させていくため、金融経済教育を届けていくことが重要」と結んでいる。

 資産所得倍増計画を通じて、現行制度で利用できる金額や対象年齢が拡大されることはもちろん、金融教育を施すことで「新たな投資家層を創造する」という意図が透ける。

 今後、「貯蓄から投資」が進めば、「安い円」を契機に投資を決断する層は多いだろう。そのように考えれば、政府が創ろうとしている「新たな投資家層」は円売りを背負う、これまでの日本社会には存在しなかったものと言える。

 政府が「貯蓄から投資」というスローガンを初めて掲げたのは小泉政権の「骨太の方針」(2001年6月)である。その後、このスローガンは繰り返し謳われながらも不発に終わってきた。

 もっとも、これまでは「円高の歴史」だったのだから「円の現預金」は為替リスク回避という意味では最善の選択であったとも言える。しかし、巨額の貿易黒字という「鉄壁の需給環境」に支えられ、最終的には円高へ引き戻されてきた過去の円安局面と異なり、現在はあくまで貿易赤字と低金利という正真正銘のファンダメンタルズに支えられている印象が強い。

 この点に照らせば、個人投資家の相場観が「今回は違う(this time is different)」という思いを強め、円安相場の持続性を信じながら外貨投資を進めても不思議ではない。

円相場に対する鉄壁の防御壁ではなくなった経常黒字

 依然、日本が経常黒字国であることを理由に「円高へ戻る」という声も根強く、それゆえに「今回は違う(this time is different)」とは思えない個人投資家も多いかもしれない。実際、日本の報道を見ても、2023年に入ってからは経常黒字の水準が改善していることについて執心する論調が支配的だ。

 だが、経常黒字はもはや絶対の防御壁ではない。

 筆者は今年に入ってから、キャッシュフロー(CF)ベースで経常収支を見ることを推奨している。周知の通り、日本の経常黒字は貿易サービス収支の大きな赤字を第一次所得収支の大きな黒字が補って余りあることで維持されている。

 第一次所得収支とは、いわゆる「過去の投資のあがり」とも言える部分であり、その受取の4割弱は海外有価証券から発生する利子や配当金だということが知られている。

 通常、海外の有価証券から発生する利子や配当金は外貨のまま再投資されるため、「統計上の黒字」にはなっても「実務上のCF(ここでは円買い)」にはなっていないと推測される。

【関連記事】

◎インバウンドで外貨を稼ぐ日本に悲報、デジタル赤字の増加が招くさらなる円安(JBpress)

 それだけではない。第一次所得収支の受取の3割弱は日本企業の海外現地法人などが稼いだ利益のうち、現地にそのまま再投資される再投資収益である。これは文字通り「外貨のまま再投資される」ことが定義であるため、やはり「実務上のCF(円買い)」にはつながっていないと思われる。

 仮に、経常収支の仕上がりから円相場への含意を導き出したいならば、そうした「戻ってこない黒字」の部分を控除し、CFベースで経常収支を評価する必要がある。

経常収支をキャッシュフローベースで見るべき理由

 筆者は今の円安局面には日本固有の要因が寄与していると常々主張してきた。もちろん、長引くマイナス金利政策はその1つの要因と言える。でも、日本の低金利とこれに伴う日米金利差の拡大だけで、1年半以上にわたる円安局面のすべてを説明できるのだろうか。筆者は難しいと思う立場だ。

 そこで、CFベースで見た経常収支が赤字になっている事実に目を向けてきた。1年前の状況を思い返して欲しい。

「FRBが利上げ停止局面に入ってもドル/円相場が150円台に定着する」と考えていた識者はいなかったはずだ。そうであれば、米金利以外にも円安の要因を検討するのが筋ではないか。

 例えば、2022年の経常収支を見ると、統計上は約11.5兆円の黒字だったが、CFベースでは約10兆円の赤字だった。どちらが2022年の円安相場と整合的なのかは言うまでもない。

 2023年1~9月合計の経常収支も統計上は約15.1兆円の黒字だったが、CFベースでは約2.2兆円の赤字だった。繰り返しになるが、どちらが2023年1~9月の円安相場と整合的と言えるだろうか。

 先述した「戻ってこない第一所得収支黒字」問題に加え、先の「インバウンドで外貨を稼ぐ日本に悲報、デジタル赤字の増加が招くさらなる円安」では、デジタルサービス取引やコンサルティング取引など、これまでは存在感のなかった項目において外貨の支払が増えていることも紹介した。

 その結果として拡大するサービス収支の赤字も長引く円安の遠因となっている恐れがある。

2024年は「円売り」元年となるか

 もちろん、こうした従前から筆者が提唱する「需給構造の変化が長引く円安の原因」という仮説は、米国が本当に利下げに転じた際に改めて正当性が問われるもので、まだ立証されたわけではない。

 また、依然として保守的な高齢者層が日本の人口動態では多数派であるため「貯蓄から投資」は進むとしても緩やかなものにならざるを得ない。

 しかし、米国が利下げに転じ、数回の利下げがあったとして、かつての主戦場だった100~120円のレンジに戻れるのか。少なくとも市場参加者がそう考える向きは大分少なくなっているように思える。

 こうした現状を若い世代は肌で感じているのではないかと思う。とすれば、「貯蓄から投資」が全く進まなかった過去と比較して、それは徐々にしかし確実に進むと筆者は予想している。少なくとも為政者においては、そのような心構え(警戒)を持っておいて頂きたいと思う。

 2024年は「資産運用立国」元年となる。それは同時に、多くの個人投資家にとって「円売り」元年となる可能性を秘めており、日本の金融市場ひいては日本経済にとって重要な節目になる可能性も秘める。

 想定外の円安リスクを警戒するという立場からは2024年以降、強い緊張感をもって家計の投資動向をウォッチしていきたい。

※寄稿はあくまで個人的見解であり、所属組織とは無関係です。また、2023年11月22日時点の分析です。

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  • 「近畿の水がめ」琵琶湖の水位が下がり続けマイナス65センチ…あと25センチで取水制限の可能性

    コカドケンタロウのインスタグラム(@kokado_kentaro)より  お笑いコンビ「ロッチ」のコカドケンタロウが28日までに自身のSNSを更新。新しいことに挑戦する姿が注目を集めている。  インスタグラムに「刺繍(しゅう)始めてみました 初刺繍は前にミシンで自作したバッグにジェット機の刺繍をしてみた 新幹線での移動中とか控室での待ち時間でも出来るので良いですねー いつかミシン+刺繍で完全オリジナルスーベニアジャケット作りたいな」とつづり、自作のバッグへの刺繍を公開。バッグに赤と水色のジェット機を刺繍した。  この投稿にフォロワーから「お店出して下さ〜い」「コカドさんを見る目が変わりました!!」「オリジナルスカジャンとか期待しちゃう」「多趣味で素敵」などの声が寄せられている。  これまでにも、「コカドミシン」のタグを付け、自作のパンツやトートバックなどを公開している。
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  • 「いいかげんにしろ」日大元幹部、アメフト部の薬物事件めぐるゴタゴタ 部員3人目の逮捕者 若手幹部へ世代交代も重要

    コカドケンタロウのインスタグラム(@kokado_kentaro)より  お笑いコンビ「ロッチ」のコカドケンタロウが28日までに自身のSNSを更新。新しいことに挑戦する姿が注目を集めている。  インスタグラムに「刺繍(しゅう)始めてみました 初刺繍は前にミシンで自作したバッグにジェット機の刺繍をしてみた 新幹線での移動中とか控室での待ち時間でも出来るので良いですねー いつかミシン+刺繍で完全オリジナルスーベニアジャケット作りたいな」とつづり、自作のバッグへの刺繍を公開。バッグに赤と水色のジェット機を刺繍した。  この投稿にフォロワーから「お店出して下さ〜い」「コカドさんを見る目が変わりました!!」「オリジナルスカジャンとか期待しちゃう」「多趣味で素敵」などの声が寄せられている。  これまでにも、「コカドミシン」のタグを付け、自作のパンツやトートバックなどを公開している。
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〈女性総理争い勃発!?〉“味方は杉田水脈”の高市氏VS“軽い神輿”の上川氏。「ポスト岸田レース」有力候補が続々脱落のなか、初の女性総理、誕生なるか?

岸田内閣の支持率が報道各社で軒並み過去最低を記録し、永田町に衝撃が走っている。「政権交代を許した2009年の麻生政権末期に似た雰囲気だ」との悲鳴も上がっており、永田町の関心は一気にポスト岸田に向かっている。悪循環の空気をがらりと変えるための注目が集まっているのが、ベテラン女性議員2人の動向だ。 菅直人政権以来の低支持率も、ポスト岸田の本命不在 「時事通信、毎日新聞、朝日新聞、読売新聞の今月の世論調査は、いずれも内閣支持率25%以下。30%を割り込むと、『危険水域』と言われますが、旧民主党の菅直人政権以来の水準という、あまりに低い支持率に『民主党に政権交代を許した、麻生政権の末期のようだ』『もう何をしてもダメだ』との声が上がっています。 さらに、ここにきて5派閥の政治資金パーティー収入の不記載問題も発覚し、政権はさらにピンチに追い込まれています」(全国紙政治部記者) それゆえに自民党内では「岸田総理のもとでは、衆院選を戦えない」との悲鳴が相次ぎ、ポスト岸田が取りざたされている。 「岸田総理の弱点は、自身の派閥が党内第4派閥で、安倍派や麻生派、茂木派にはしごを外されたら、来年秋の総裁選での再選がかなわなくなることです。それだけに今後、主要派閥が岸田氏を担ぎ続けるのか、新たな総理を誕生させるのかが焦点となります」(同) 次の衆院選に向け岸田首相の運命は…?(本人Facebookより) ただ、現時点でポスト岸田の本命は不在だ。前回2021年の総裁選で次点だった河野太郎デジタル相は、マイナ問題をめぐる迷走もあり、失速中。「次の総理」にふさわしい人物として上位の常連である石破茂氏は無派閥で、党内での支持基盤は築けていないまま。 茂木敏充幹事長も「『私も出る』となれば、『令和の明智光秀』になってしまう」と、岸田氏の対抗馬として総裁選に出るつもりはないと強調する。 前回の総裁選に出馬した野田聖子氏も、前回は推薦人20人を集めるため、二階派に推薦人を出してもらうなど全面的に協力を受けたが、「岸田政権になって非主流派になってしまった二階派が大臣ポストを2つしかとれなかったのに、野田聖子は二階派に大臣ポストを譲ることもせず、こども担当大臣になった。次は支援しない」(二階派ベテラン)と怒りを買っており、苦しい状況だ。 「取り巻きのメンバーが過激」勉強会開催の高市氏には冷ややかな声 そんななか、今、永田町の注目を集めているのが、2人のベテラン女性議員だ。 1人目は、いち早く総裁選をにらんだ動きを見せた高市早苗経済安保相。11月15日には安全保障などをテーマにした勉強会「『日本のチカラ』研究会」を開き、派閥横断の13人が参加した。岸田政権を支える閣僚でありながら、事実上の総裁選出馬に向けた準備を始めたとみられ、党内で波紋を呼んでいる。 「高市氏はX(旧Twitter)で『現職閣僚が担務外の政策を同僚議員と一緒に勉強することの何が悪いの、意味が分からん』と投稿していましたが、総裁選出馬について『また戦わせていただく』と明言した高市氏が勉強会を開催すれば、総裁選に向けた地ならしだととらえられるのは、当たり前でしょう」(全国紙政治部記者) 総裁選へ向けて高市経済安保相は虎視眈々?(本人Facebookより) ただ、勉強会に参加した顔ぶれを見ると、アイヌ民族などへの人権侵犯発言で物議をかもしている杉田水脈氏ら自民党内でも右派とされる議員が中心だ。「安倍さんの後ろ盾もなくなった今、高市さんが支持を広げるのは難しいのでは。取り巻きのメンバーも過激で、ついていけない」(自民党ベテラン)と冷ややかな声も。 安倍派の世耕弘成参院幹事長も勉強会に「いかがなものか」と苦言を呈し、高市氏が思惑通りに総裁選に向けた党内の支持基盤づくりを進められるかどうかは微妙だ。 非主流派も、上川氏に太鼓判? 一方、ここにきてポスト岸田として名前が急浮上しているのが、上川陽子外相だ。 上川氏は東大卒業後、三菱総合研究所の研究員を経て、ハーバード大学ケネディ・スクールで政治行政学修士号を取得。2000年に初当選を果たした。これまで男女共同参画相や法務大臣を歴任し、2018年にはオウム真理教の教祖だった麻原彰晃(本名・松本智津夫)死刑囚ら13人の死刑執行を命令したことでも知られる。 今年9月の内閣改造では、岸田派の林芳正外相が続投するとみられていたが、ノーマークだった上川氏が外相に就任。上川氏も岸田派に所属している。 「上川氏は米国の上院議員の政策スタッフを務めていた経験もあるが、外交手腕は未知数。それでも総理が林氏を交代させ、上川氏を外相にしたのは、自身と同じ岸田派内で総理を狙う林氏の力をそぎたいという思惑があったのでしょう」(自民党関係者) ポスト岸田候補として急浮上の上川外相(本人Facebookより) その上川氏について全国紙政治部記者は「能力が高いと言われているが、決まったことをこなす能力には長けていても、新しく自分で何かを作り出したり、決めたりすることは苦手だ」と厳しい見方をする。 ただ、その分、「神輿は軽いほうがいい。茂木幹事長、菅義偉前総理らも、上川さんなら自分たちがグリップできると思っています。女性初の総理を誕生させれば、衆院選も有利に戦える。『岸田では戦えない』と判断したベテランたちが、流れをつくるときは一瞬で動くのでは」(同)とみる。 実際に、自民党内からは「『ポスト岸田は上川外相だといかがでしょう』と聞くと、非主流派の重鎮も笑顔を見せた。2年間冷や飯を食わされ、そろそろ権力を手にしたい非主流派にとっても、上川外相なら乗れるのだろう」(自民党ベテラン議員)との声も漏れる。 あと1年を切ったポスト岸田レース。誰が権力を手にし、誰が冷や飯を食うのか……。 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班 Read more »

丸亀製麺、冬限定「鴨ねぎうどん」「玉子あんかけうどん」など販売

「鴨ねぎうどん」「肉がさね玉子あんかけうどん」  丸亀製麺が12月5日より“ひと手間かけた冬のうまい!”シリーズ第1弾として、「鴨ねぎうどん」(並820円、大960円、得1,100円)、「肉がさね玉子あんかけうどん」(並790円、大930円、得1,070円)、「玉子あんかけうどん」(並520円、大660円、得800円)、「明太玉子あんかけうどん」(並610円、大750円、得890円)を期間限定で販売する。  「鴨ねぎうどん」は、鴨の脂の甘みと打ち立てうどんの組み合わせが特徴の一品。鴨ロース肉は、注文後より特製の鴨だしに下味をつけ、手早く仕上げるので、パサつきがなくしっとりとした食感に。焼き目をつけた白ねぎの香ばしさと、鴨の脂がにじみ出るだしとの組み合わせが楽しめる。  「肉がさね玉子あんかけうどん」は、打ち立てうどんに手づくりのふわふわとろとろの玉子あんと、甘辛く炊いた牛肉、そしてしょうがを効かせた豚と鶏の合わせそぼろをトッピング。どこを食べても肉の旨みを感じられる一杯に。 Read more »

有吉弘行、森香澄アナに「恥ずかしいと思った方がいい」方向性を心配

有吉弘行、森香澄アナに「恥ずかしいと思った方がいい」方向性を心配 TikTokフォロワー約57万人の元テレビ東京アナウンサー・森香澄がどぶろっくの下ネタ新曲披露に呼ばれダンスをせがまれることに。有吉は「恥ずかしいと思った方がいい」「このために呼ばれている」と心配した。 【映像】美脚あらわなミニスカ姿でダンスする森香澄 11月26日(日)、有吉弘行のクイズバラエティ『有吉クイズ』(テレビ朝日系列)が放送。元テレビ東京アナウンサーの森香澄、ゆうちゃみ、霜降り明星・せいやらの前でどぶろっくがバズり狙いの新曲を披露した。 森は美脚あらわなミニスカセットアップで登場。意気込みを聞かれると、「クイズ番組ということで、全問正解を目指して頑張りたいと思います」とこぶしを握って気合いを入れた。 どぶろっくの新曲『サ・ガ・シ・テ・ル』は毎度おなじみの下ネタソング。どぶろっくは2名のクセが強い女性ダンサーを引き連れ、サビで12回も「隠れ巨乳を探してる」と繰り返した。 TikTokフォロワー約57万人の森に、番組進行のテレビ朝日・野村真季アナは「森さん、踊ってみたいと思いますか?」と質問。森はなにかを察したように苦笑いした。有吉が「これ強制ですよ。恥ずかしいと思ったほうがいい」と森の方向性を心配。「多分このために呼ばれてる」と言われた森は、「そうでしょうね(笑)」とダンスを承諾した。 Read more »

若狭勝氏 特捜部が動いた自民5派閥〝不記載問題〟で「荒稼ぎした議員」を示唆

若狭勝氏 元東京地検特捜部副部長の若狭勝氏が28日、「ひるおび」(TBS系)に出演。自民党5派閥の政治団体による約4000万円の収入不記載問題について、特捜部が動いていることに「何かしら裏がある」と指摘した。 自民党の5派閥の政治団体「清和政策研究会」(安倍派)、「志帥会」(二階派)、「平成研究会」(茂木派)、「志公会」(麻生派)、「宏池政策研究会」(岸田派)は、それぞれが主催した政治資金パーティーで20万円を超えるパーティー券を購入した団体の名前や金額など、約4000万円分を記載していなかったとして告発され、東京地検特捜部がそれぞれの団体の担当者を任意聴取している。 これについて若狭氏は元特捜部の視点で「政治資金パーティーは裏金の宝庫だが、そうはいっても今回の5派閥で4000万円だけでは特捜部は真剣に動きません。それでも動いたということは、何かしら裏にあるということ」と指摘。 政治資金パーティーで売られるパーティー券は各国会議員がノルマを課されて売るが、ノルマを超えた分は「努力賞」としてキックバックする仕組みがあるといい、その上で「私の得ている情報ですと、1回のパーティーで1000万円近く裏金になっている議員がいるという話がある」と暴露した。 また、元衆院議員の視点からも政治資金パーティについて解説し、「私が見たり聞いたり情報に触れたりした経験から、やはり相当な誤魔化しがパーティー券に関してある。これは私が特捜部で捜査していたときよりも、はるかにもっと誤魔化しが多いと、衆院議員になったとき感じました」と、問題の根深さを指摘した。 Read more »

国民・玉木代表「泉氏にエール送りたい」 対共産「よくわからない」

記者会見する国民民主党の玉木雄一郎代表=2023年11月28日午前10時34分、国会内、松井望美撮影 ■国民民主党・玉木雄一郎代表(発言録)  (代表就任から2年を迎える立憲民主党の泉健太氏について)大変だと思いますね。外から見てても。例えば共産党との関係は最初は明確に一線を画すということでやっておられたが、党内外のいろんな意見に影響されて、今はどういう立場かよくわからなくなっている。右から左までいろんな方々が党内外にいらっしゃるので、大変ご苦労されているのかな、というのが正直な印象だ。  ただやはり、政権を取ることを目指すのであれば、現実的なエネルギー政策や安全保障政策は不可欠だと思うので、そこは踏ん張っていただきたい。エールを送りたいと思います。  (泉氏が、今年度補正予算案に賛成した国民民主党を「自民党に迎合」と批判したことについて)我々は自民に擦り寄っているのではなく、国民生活に寄り添っている。そうした批判は当たらない。(泉氏とは)いろんな場所で話していますし、近々そういう機会もあろうかなと思いますので、(両氏の関係について)心配にはおよびません。(記者会見で) Read more »

福岡・宮若市長、子供いない女性職員に「親の気持ちが分からんだろう」…複数の職員が改善要望書を提出

塩川秀敏市長  福岡県宮若市の塩川秀敏市長(75)が市職員への暴言などハラスメントを繰り返したとして、複数の市職員が市公平委員会に、職場環境の改善を求める要望書を27日付で提出したことが分かった。  同委員会によると、要望書には今年1~10月にあった塩川市長によるハラスメント行為として9件が記載。このうち、男性課長に他の職員の前で「今、失敗してガンガン言われたがいい。それに耐えきらんかったら辞めろ」などと大声で言ったとする件については録音データも提出されたという。  また、仕事の手際が悪いとしてこの課長をバットでたたく旨の発言をしたほか、育休取得を申し出た別の男性職員に難色を示したり、子供がいない女性職員に「親の気持ちが分からんだろう」と言ったりしたとしている。  塩川市長は28日、報道陣の取材に事実関係をおおむね認め、「親密な職員との人間関係の中で発言したのだが、今後は言動に注意したい」と述べた。市公平委員会は今後、塩川市長や関係職員から事情を聞く方針。  塩川市長は県立高校教諭などを経て、2007年の県議選で初当選した。4期目途中の21年5月に辞職。22年3月の市長選で初当選し、現在1期目。 Read more »

中国などで拡大、謎の小児疾患の正体は「歩く肺炎」か

中国などで拡大、謎の小児疾患の正体は「歩く肺炎」か 中国で、子どもを中心に謎の疾患が流行していることが先週報じられて以来、「歩く肺炎(walking pneumonia)」の主要因であるマイコプラズマ菌が注目されている。原因には呼吸器合胞体ウイルス(RSウイルス)、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症が挙げられているが、おそらく最も重要なのがマイコプラズマ菌だ。 中国メディアは、国内の小児科病院の一部が患者であふれていると報じた。肺炎症例の波は国内各地へと拡大。世界保健機関(WHO)は中国に対し、推定される感染源の詳細情報の報告を求めた。これまでのところ中国当局は、既知の病原体であるマイコプラズマ菌、RSウイルス、インフルエンザ、新型コロナウイルスを病原として挙げている。 マイコプラズマが原因の細菌性疾患は、症状が比較的軽く、発症しても歩けるほどであることから「歩く肺炎」と呼ばれているが、症状は数週間続くこともある。一般に入院を必要としないが、免疫が発達途上にある幼い子どもは重症化するリスクがある。 中国で原因不明の肺炎が拡大し、病院がその対応に追われているという報道は、新型コロナウイルス流行の初期を想起させるものだ。だがWHOの疫学者マリア・バンケルコフは24日のインタビューで「これは2019年12月と2020年1月の状況と同じではない」と語った。 中国以外でも、韓国とフランスで同様の肺炎症例が増加しており、主な原因としてマイコプラズマが疑われている。 韓国では、確認された症例数が10月中旬から11月中旬の間に2倍以上となっている。韓国疾病管理庁が発表した概要によると、11月第2週に急性細菌性呼吸器感染症で入院した患者236人のうち226人(96%)が、マイコプラズマ肺炎を発症していた。特に、新規患者の80%が5歳未満だった点が注目される。さらに当局は、韓国で寒い気候が早期に訪れたことが、症例の「急速な増加」に寄与した可能性を示唆した。 マイコプラズマ肺炎は、一年中いつでも発症し得るものだが、冬季に増える傾向がある。北半球でも南半球でも、冬季にはインフルエンザ、風邪(さまざまなウイルスによって起きる)、風邪と似た症状を起こすRSウイルス感染症が、ほぼ必ず増加する。 細菌感染症にも似たような季節性がある。細菌感染症は日和見性であると言われ、何らかのウイルスによって免疫系が弱まることで発症する。たとえば、インフルエンザ、RSウイルス、あるいは一般的な風邪にかかった人は、上気道や下気道の感染症である気管支炎や肺炎を引き起こすことがある。 新型コロナウイルス感染症が今も広まっていることで、人々の免疫が弱まり、マイコプラズマ肺炎の急増につながっているという説もある。新型コロナウイルスに感染した人の一部で免疫機能障害が数カ月以上続くことを示す証拠はあるが、新型コロナウイルスが原因の免疫障害がまん延している証拠はない。 一方、新型コロナによるロックダウン中に季節性疾患が減少したことで「免疫負債」が生じ、マイコプラズマ感染の増加につながったという説もある。現在の中国における状況を受け、WHOは新型コロナの流行により発生した「免疫ギャップ」にも言及している。ソーシャルディスタンスや移動制限など、新型コロナの拡大を防ぐために講じられた措置が、インフルエンザ、RSウイルスなどの疾病に対する免疫を弱め、マイコプラズマのような日和見感染を起こしやすくなった可能性があるという考えだ。 しかし、この仮説に関する統一見解は出ていない。むしろ専門家の間では、一般に広く免疫負債が存在しているという説については以前から懐疑的な見方が示されている。たとえば、感染後の免疫がどれだけ続くかは、ウイルスによって異なる。インフルエンザウイルスの場合、ある年の感染が翌年の感染予防につながるかどうかは、その年のウイルス株が前年の株とどれほど類似しているかによって異なる。 さらに、マイコプラズマ感染が周期的に流行を繰り返している(2011年、2015年、および2019年に急増した)ことも、現在の症例急増が「免疫ギャップ」とは無関係であることを示唆している。 マイコプラズマ菌やマイコプラズマ感染につながるウイルスの拡散を防ぐためには、マスク、換気、手洗い、他人との密な接触の回避や、体調不良の際には外出を控えるといった対策が推奨されている。もし発症した場合でも、アジスロマイシン、テトラサイクリン、マクロライド、フルオロキノロンなど、さまざまな抗菌薬で治療可能だ。 (forbes.com 原文) Read more »
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