JR京葉線ダイヤ改正、8割「悪い影響ある」 千葉市調査、京葉線利用停止3割
JR京葉線の利用者アンケート結果について説明する千葉市の神谷俊一市長=9日、市役所(松崎翼撮影)
千葉市の神谷俊一市長は9日の記者会見で、3月16日に行われたJR京葉線のダイヤ改正の暮らしへの影響を問う市のアンケートで計1万4849人から回答があったと発表した。4月25日に発表された途中経過では約8割が「悪い影響がある」と答えたが、今回の集計結果でも同様の傾向が示された。
アンケートは3月23日から4月30日まで京葉線の利用客を対象に行われた。
3月のダイヤ改正では通勤快速が廃止され、快速も縮小された。
こうしたJR側の対応を受け、別路線に変更するなど京葉線の利用を停止した人は回答者の約3割を占めた。乗車する時間を早めたり、遅らせるようになったと約6割が答えた。
市は今後、沿線の地域ごとに回答者からの意見内容を分析する。神谷市長は「しっかりと解析し、今後のJR東日本との協議に活用する」と語った。