都知事選の野党統一候補、数人に絞る…立民や市民団体による選定委
東京都庁
7月の東京都知事選に向け、立憲民主党など野党と市民団体による候補者選定委員会が1日に東京都内で開かれ、候補者を数人に絞った。選定作業を進め、月内に一定のメドをつけたい考えだ。
選定委は立民や共産党などが統一候補擁立のため2月に設置し、この日は4回目の開催。非公開の会合後、立民都連の手塚仁雄(よしお)幹事長が取材に応じ、候補者を「5人以内」に絞り込んだことを明らかにした。志望している人に加え、以前に打診したものの難色を示した人もいるという。今後、手塚氏が改めて接触を図り、出馬の意向を聞くなどする。
手塚氏は、衆院東京15区補欠選挙などで小池知事が応援する候補が敗れたことに触れ、「政治全体に変化を求める声が強まっているのではないか。しっかり絞り込んでいく」と述べた。