資生堂、早期退職に1477人応募…退職金への特別加算金など180億円計上
資生堂は10日、4月から5月8日に行った早期退職募集への応募者が1477人となり、2024年1~3月期連結決算で退職金への特別加算金など計180億円を構造改革費として計上したと発表した。
資生堂
早期退職者は約1万3000人の社員の1割強にあたる。募集は国内事業を担当する資生堂ジャパンで働く45歳以上かつ勤続20年以上の社員が対象で、計画では約1500人を見込んでいた。退職日は9月30日付。
資生堂は日本事業の収益改善が課題で、事業所や人員配置の見直しなども進めている。