記者に“頭悪いね”安倍派・谷川弥一議員を略式起訴 地元長崎の支持者「本音で生きてるような人。説明責任果たして」
記者に“頭悪いね”安倍派・谷川弥一議員を略式起訴 地元長崎の支持者「本音で生きてるような人。説明責任果たして」
19日、最大のヤマ場を迎えた自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる事件。
4,000万円を超えるキックバックを収支報告書に記載していなかった罪で、19日午後、東京地検特捜部は、安倍派の谷川弥一衆議院議員(82)を略式起訴した。
今週、自民党長崎県連の会長を辞任。
立件された場合、議員を辞職する意向を示しているが、裏金疑惑発覚から1カ月以上たってもなお、はっきりした説明はない。
2023年12月、取材に応じた際には…。
谷川弥一議員「読み上げますよ。清和政策研究会のパーティー券の問題について、刑事告発を受けている案件でもあり、事実関係を慎重に調査確認して適切に対応してまいりたい。(Q. キックバックがあった?)今コメントしただけです。僕は今言えることは。(Q. 会派の中でそういうことがあった?)まあいいからその通りって。何を言ってもその通りって。頭悪いね、言ってるじゃないの」
具体的な説明を求める質問に不快感をあらわにし、記者に逆ギレ。
谷川弥一議員「ここに来てるんだから、それは評価してほしいな。逃げまくってるわけでもない。これで許してよ」
「イット!」取材班は1月、谷川議員の地元、長崎・五島市の自民党関係者を独自取材。
議員の人柄や裏金問題について、話を聞くことができた。
自民党関係者(1月3日)「本音で生きてるような人で、普通の一般の方は思っても心の中に止めていることを、あの方(谷川議員)は言葉にするような性格の人だと思います。推測の域は脱しませんけど、五島に対しても、仕事の関係上、予算をいっぱいとってもらうためにやっている方も結構いると思います。真摯(しんし)に有権者、地元の人たちに説明責任を果たしてもらいたいと思います」
略式起訴を受け、19日に自民党を離党し、近く地元で会見を開くとみられている谷川議員。
一連の問題と今後について何を語るのだろうか。