無印良品の「炭酸が入れられる保冷ボトル」がこれからの季節に大正解だった
これは持論だが、炭酸水は冷えていなければ美味しくない。
私は炭酸水が大好きで、自宅の冷蔵庫で冷やした炭酸水を春夏は外に持ち出して楽しんでいる。
だが、目的地に到着する頃には常温になってしまい、仕方なくコンビニで冷えた炭酸水を買い直すこともあった。
炭酸にも使える保冷ボトル
無印良品 「ステンレス 炭酸にも使える 保冷ボトル・600ミリリットル」税込2990円
そんな中見つけて即購入したものが、無印良品の炭酸にも使える保冷ボトルだ。
多くの保冷ボトルは気圧の影響でフタがとんでしまう恐れがあるため、炭酸を入れるのがNG。
だが、この無印のボトルは真空構造になっており、炭酸が抜けるのを防いでくれるのだ。
元々はシルバーのカラーしか展開がなかったが、新たに「白」「ブルー」の2色が追加となったため、優しい雰囲気のある白を購入した。
広くて飲みやすい口部分
飲み口はペットボトルのような小さなキャップで開閉する。炭酸を封じ込めるため、切り込みが入ったフタでしっかり閉まるようになっている。
なお、飲み口とふたは分解できるので、大きな氷を入れたり、洗ったりするのも簡単だ。
炭酸は4〜5時間ぐらい持つ
実際に朝の9:30にこの保冷ボトルに炭酸水を入れて外に持ち出し、何時間炭酸が長持するのか、また保冷性能はどうなのかを検証してみた。
お昼ごろ(12:00)には炭酸は十分残っており、温度も冷えたままだった。
しかし、7時間後(16:30)には炭酸が少し抜け、若干ぬるくなっていた。一度開けた影響もあるだろうが、炭酸を入れた状態のまま楽しめるのは4時間程度と考えるのがいいだろう。
つまり、朝に入れたならお昼過ぎには全て飲んでしまうことをお勧めしたい。
サイズが大きめで重いのが難点
炭酸を持ち歩けるという機能が魅力の本製品だが、欠点を挙げるとすれば大きさと重量だ。
ウィルキンソンの580ミリリットルの大容量炭酸水のペットボトルと比較してみると一回りほど大きい。また、重さは本体が約330グラムのため、中身が入っていない状態でもずっしりとした重さがある。
580ミリリットルの炭酸水を入れてしまうと、本体の重さを含めて1キロ近くなってしまうため積極的にカバンに毎日入れたくはならないというのが正直なところだ。内部構造の関係上、軽量化が難しかったのだろうが、もう少しサイズをコンパクトにしてくれたら嬉しいなとは思った。
とはいえ、個人的には出先で炭酸水を買い直す必要がなくなり、大幅な節約になった。炭酸水のほかビールやシャンパンなどを中に入れれば、これからの時期、アウトドアやフェスなどのシーンで大活躍するだろう。