水原一平容疑者、罪認め司法取引 銀行詐欺罪、14日出廷
水原一平容疑者
【ロサンゼルス共同】米司法省は8日、大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手(29)の元通訳、水原一平容疑者(39)が大谷選手の口座から1600万ドル(約24億8千万円)以上を不正送金した銀行詐欺罪などを認め、司法取引に応じたと発表した。連邦地検は刑の軽減を申し入れる。水原容疑者は14日に罪状認否のためカリフォルニア州の連邦地裁に出廷する。
連邦地検によると、水原容疑者は2021年11月~24年1月、違法スポーツ賭博で抱えた借金返済のため、大谷選手の口座から賭博の胴元側に不正に送金したとされる。
罪状認否は当初、9日の予定だったが、連邦地検と弁護側が、罪状認否の前に追加の手続きを踏む必要があるとして日程変更を連邦地裁に求めていた。