武居由樹が新チャンピオン、バンタム級は主要4団体を日本選手が独占
ジェーソン・モロニーに勝利し、WBO世界バンタム級チャンピオンになった武居由樹(6日)=木田諒一朗撮影
ボクシング世界タイトル戦(6日・東京ドーム)――世界4団体スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(大橋)が、世界ボクシング評議会(WBC)同級1位のルイス・ネリ(メキシコ)を6回TKOで破った。
2度目の防衛戦に臨んだ世界ボクシング協会(WBA)バンタム級王者の井上拓真(大橋)は同級1位石田匠(井岡)に、初防衛戦となったWBAフライ級王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)は同級3位桑原拓(大橋)に、それぞれ3―0で判定勝ち。世界ボクシング機構(WBO)バンタム級5位の武居由樹(大橋)が、同級王者ジェーソン・モロニー(豪)を3―0の判定で破って王座を獲得。日本ジム所属の男子では通算100人目の世界王者(日本ボクシングコミッション公認)となった。世界主要4団体のバンタム級王座は、日本選手4人で独占する形になった。