松山千春、元白鵬への処分は「本人たちにもよかったことじゃないか」

松山千春

歌手、松山千春（６８）が３日、ＦＭ　ＮＡＣＫ５「松山千春　ＯＮ　ＴＨＥ　ＲＡＤＩＯ」（日曜後９・０）に出演。親交がある日本相撲協会の八角理事長（６０）＝元横綱北勝海＝と久しぶりに再会したことを明かした。

松山は「元白鵬の宮城野親方がいろんなことやったからなぁ、その処分をして、それから会ったんだけどな」と前置きした上で、「よくこれだけの決断をしたじゃないか。本人たちにもよかったことじゃないか。また周りに人たちにもな、やっぱり日本の大相撲というのはな、やっぱりフェア、アンフェア、そういうものに対しては厳しくあってもらいたいと思うしな。お前は頑張ったよ」とねぎらっていた。

日本相撲協会は２月、弟子の幕内北青鵬の暴力行為に対する監督義務違反で、元横綱白鵬の宮城野親方を委員から年寄への２階級降格と３カ月の２０％報酬減額とする処分を下した。北青鵬は現役を引退した。

■松山　千春（まつやま・ちはる）本名同じ。１９５５年１２月１６日、北海道足寄町生まれ。足寄高卒業後、７５年に「全国フォーク音楽祭」北海道大会への出場をきっかけに、７７年にシングル「旅立ち」でデビュー。以降、多くのヒット曲を生み出す。

■八角　信芳（はっかく・のぶよし）　本名・保志信芳、元横綱北勝海。昭和３８（１９６３）年６月２２日生まれ、北海道・広尾町出身。５４年春場所初土俵。６２年夏場所後に第６１代の横綱へ昇進。優勝８回。平成４年夏場所前に現役引退。５年９月に年寄「八角」を襲名し、九重部屋から独立して部屋を創設。２４年、理事に初当選。広報部長、事業部長などを歴任し２７年１２月に理事長に就任した。