木村知事が『公職選挙法に抵触の可能性』 県知事選挙の直後、病院など7か所に『コチョウラン』を10個ほど持ち込む 熊本
木村知事が『公職選挙法に抵触の可能性』 県知事選挙の直後、病院など7か所に『コチョウラン』を10個ほど持ち込む 熊本
木村知事が今年(2024年)3月の熊本県知事選挙の直後、熊本市内の病院など7か所に『コチョウラン』を持ち込んでいたことが明らかになりました。
3月24日に投開票が行われた県知事選で当選した木村知事は、当選後の3月下旬、妻と2人で熊本市内の病院や福祉施設など、県内の7か所にコチョウランを10個ほど持ち込んだということです。
公職選挙法は、政治家による選挙区内の有権者への寄付行為を禁じていて、これに抵触する可能性があります。
これについて、木村知事は…
木村敬知事「事務所を閉めるまで(残り)1日、2日という中で(コチョウランを)捨てたくないという思いから回れる範囲で預けにいった」
そのうえで、「自宅が手狭で事務所にも置けず預けただけ。相手に利益を与える意図はまったくなかった」として、「寄付ではない」と弁明しました。
一方で、政治資金の問題などに詳しい神戸学院大学の上脇博之(かみわき ひろし)教授はRKKの取材に、「預けたとしても、飾られていたのであれば、利益的な価値が生じて、公職選挙法に違反する恐れがある」と話しました。